マリナーズが下位チームに3カード連続負け越し 6回裏にまさかの1イニング11失点で大逆転負け

【マリナーズ12-13ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

 マリナーズは5回表に大量8点を奪うなど、6回表が終了した時点で11対2と9点をリードしていたが、6回裏にまさかの11失点。12対13で逆転負けを喫し、1勝3敗のエンゼルス4連戦、1勝2敗のアスレチックス3連戦に続いてロイヤルズ3連戦にも1勝2敗で負け越した。ロイヤルズ3番手のホセ・クアスが4勝目(2敗)、6番手のスコット・バーローが24セーブ目をマーク。マリナーズ3番手のマット・ブラッシュに5敗目(3勝)が記録された。

 マリナーズは1点ビハインドで迎えた5回表に4本のタイムリーと3つの押し出し四死球で一挙8点を奪い、逆転に成功。6回表にはJ・P・クロフォードのタイムリーで2点を追加し、11対2とリードを広げて楽勝ムードが漂っていた。ところが、6回裏一死1塁からマイケル・マッシーに3号2ランを浴びると、そこから一死満塁とピンチを広げ、ロイヤルズ打線の猛攻に遭って1イニング11失点。直後の7回表にルイス・トレンズの犠飛で1点を返し、1点差に迫ったものの、12対13でまさかの大逆転負けを喫した。

「ESPN」によると、9点差以上をつけられたチームはメジャー全体で820連敗中だったという。ロイヤルズは1イニング11得点という豪快な逆転劇で820連敗を止めたことになる。ワイルドカード争いで4位オリオールズに4ゲーム差をつけている3位マリナーズだが、下位チームを相手に3カード連続で負け越し。21年ぶりのポストシーズン進出が濃厚とはいえ、不甲斐ない戦いが続いている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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