ガーディアンズ・デロスサントスが「イマキュレート・イニング」達成 今季メジャー7人目の快挙

【レイズ6-5ガーディアンズ】延長11回タイブレーク@プログレッシブ・フィールド

 すでに地区優勝を決めているガーディアンズは、8回裏に4対4の同点に追いついたものの、11回表に2失点。その裏の攻撃は1点しか奪えず、ワイルドカード争いに加わっているレイズに5対6で敗れた。レイズ8番手のハビー・ゲラが2勝目(0敗)、9番手のカルビン・フォーシェがメジャー初セーブをマーク。ガーディアンズ6番手のトレバー・ステファンに5敗目(6勝)が記録された。

 3回裏にホセ・ラミレスのタイムリー三塁打で先制したガーディアンズだったが、4回表にハロルド・ラミレスのタイムリー二塁打、ホセ・シリの7号2ランなどで一挙4失点。しかし、4回裏にガブリエル・アリアスとスティーブン・クワンのタイムリーで1点差に迫り、8回裏にはマイルズ・ストローのタイムリーで4対4の同点に追いついた。ところが、11回表にハロルド・ラミレスのタイムリー二塁打で2失点。11回裏にホセ・ラミレスのタイムリーで1点を返したが、1点差で惜敗した。

 なお、この試合ではガーディアンズ2番手のエニエル・デロスサントスが7回表に打者3人を9球で三者三振に仕留める「イマキュレート・イニング」を達成。クリスチャン・ベサンコート、シリ、テイラー・ウォールズをいずれも3球三振に抑えた。「イマキュレート・イニング」は球団史上4回目の快挙。メジャー全体では今季7回目となり、史上最多の2017年と2019年の8回まであと1に迫っている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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