15回裏にゴンザレスの一発でガーディアンズが劇的なサヨナラ勝ち 2連勝で地区シリーズ進出が決定

ワイルドカード・シリーズ第2戦【レイズ0-1xガーディアンズ】延長15回@プログレッシブ・フィールド

 ガーディアンズは両軍無得点で迎えた15回裏に先頭のオスカー・ゴンザレスが左中間へのソロ本塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ち。球団史上2本目となるポストシーズンでのサヨナラ本塁打によってレイズを破り、ヤンキースが待つ地区シリーズへの進出を決めた。勝利投手はガーディアンズ8番手のサム・ヘンジス。レイズ8番手のコリー・クルーバーが痛恨の被弾で敗戦投手となった。

 初戦はガーディアンズが2対1で勝利し、地区シリーズ進出に王手。第2戦はタイラー・グラスノー(レイズ)とトリストン・マッケンジー(ガーディアンズ)の両先発でスタートした。両投手の好投によって手に汗を握る投手戦となり、レイズは6回表二死1・2塁の好機でハロルド・ラミレスが凡退。ガーディアンズもレイズが継投に突入した6回裏に無死満塁の絶好機を迎えたが、先制点をあげることができなかった。

 両軍のリリーフ陣も粘り強いピッチングを見せ、野手陣も好守でそれをサポート。13回が終了した時点で両軍無得点はポストシーズン史上初めてのことだった。ガーディアンズは15回表一死1・3塁のピンチを二者連続三振で切り抜け、直後の15回裏に先頭のゴンザレスがサヨナラ本塁打。今年5月にメジャーデビューしたばかりの24歳の新人外野手のひと振りでワイルドカード・シリーズを突破し、地区シリーズ進出が決定した。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

目次
閉じる