マスグローブ7回1安打無失点の快投でパドレス快勝 メッツを2勝1敗で破って地区シリーズ進出

ワイルドカード・シリーズ第3戦【パドレス6-0メッツ】@シティ・フィールド

 パドレスは1勝1敗で迎えた第3戦の先発を任されたジョー・マスグローブが7回1安打無失点という素晴らしいピッチングを披露。打線も小技を絡めながら10安打6得点とメッツ投手陣を攻略し、2勝1敗でドジャースが待つ地区シリーズへの進出を決めた。見事なピッチングを見せたマスグローブが勝利投手。メッツ先発のクリス・バシットは4回3安打3失点で降板し、敗戦投手となった。

 勝てば地区シリーズ進出、負ければシーズン終了となる一戦は、パドレスが2回表二死2塁から連続四球でチャンスを広げ、オースティン・ノラのタイムリーで2点を先制。4回表には二死から金河成(キム・ハソン)が四球と盗塁でチャンスを作り、トレント・グリシャムのタイムリーで3点目を奪った。5回表はヒットで出塁したジュリクソン・プロファーをフアン・ソトが犠打で送り、マニー・マチャドのタイムリーで1点を追加。盗塁や犠打といった小技を絡め、効果的に得点を奪っていった。

 マスグローブはメッツのバック・ショウォルター監督のクレームにより粘着物質の検査を受ける場面があったものの、動揺することなく7回1安打無失点の快投。8回表二死2・3塁からソトのタイムリーでダメ押しの2点を追加すると、8回裏は2番手のロベルト・スアレス、9回裏は3番手のジョシュ・ヘイダーが抑え、6対0でメッツに快勝した。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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