アストロズ2連勝で6年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出に王手 またもアルバレスが逆転アーチ

地区シリーズ第2戦【マリナーズ2-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

 初戦をヨーダン・アルバレスの劇的な逆転サヨナラ3ランで制したアストロズは、1点ビハインドの6回裏二死からジェレミー・ペーニャがヒットで出塁し、続くアルバレスがレフトへ逆転2ラン。またしてもアルバレスに決勝アーチが飛び出し、6年連続となるリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。アストロズ2番手のヘクター・ネリスが勝利投手となり、5番手のライアン・プレスリーがセーブを記録。マリナーズ先発のルイス・カスティーヨが敗戦投手となった。

 マリナーズがカスティーヨ、アストロズがフランバー・バルデスの先発で始まった一戦は、2回裏にカイル・タッカーのソロ本塁打でアストロズが先制。追うマリナーズは4回表一死2・3塁からカルロス・サンタナのピッチャーゴロがバルデスの悪送球を誘って同点に追いつき、続くディラン・ムーアのタイムリーでリードを奪った。しかし、アストロズは6回裏二死1塁からアルバレスがレフトへ逆転2ラン。8回裏にはペーニャ四球、アルバレス申告敬遠のあと、アレックス・ブレグマンがタイムリーを放ち、4対2で勝利した。

 ポストシーズンの1つのシリーズのなかで6回以降にチームにリードをもたらす本塁打を2試合連続で放つのは、2002年の地区シリーズのトロイ・グロス(エンゼルス)に次いでアルバレスが史上2人目。ただし、チームがビハインドの状況から6回以降に2本の逆転ホームランを放った選手は、ポストシーズン史上でアルバレスが初めてである。ここまではアルバレスの驚異的な勝負強さが際立つシリーズとなっている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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