アストロズがマリナーズとの延長18回の死闘を制す ア初の6年連続リーグ優勝決定シリーズ進出!

地区シリーズ第3戦【アストロズ1-0マリナーズ】延長18回@T-モバイル・パーク

 初戦から2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけていたアストロズは、両軍無得点で迎えた18回表にジェレミー・ペーニャのソロ本塁打で先制。延長戦を制してマリナーズを3連勝で破り、アメリカン・リーグでは史上初となる6年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出が決定した。勝利投手はアストロズ8番手のルイス・ガルシア。マリナーズ9番手のペン・マーフィーが敗戦投手となった。

 21年ぶりのポストシーズン開催ということで名投手フェリックス・ヘルナンデスが始球式に登場するなど大いに盛り上がったシアトルの街。しかし、ランス・マカラーズJr.(アストロズ)とジョージ・カービー(マリナーズ)の両先発の好投もあり、試合は球場の盛り上がりとは対照的に静かな投手戦となった。両軍無得点のまま15回を終了したのはポストシーズン史上初めてのこと。最後は18回表にアストロズのペーニャがソロ本塁打を放ち、これが決勝打となった。

 3連勝で地区シリーズを突破したアストロズは2017年から6年連続となるリーグ優勝決定シリーズ進出が決定。これは1991~99年のブレーブス(ストライキでポストシーズン中止の1994年を除く)に次ぐメジャー史上2位の記録であり、1971~75年のアスレチックスを上回ってア・リーグ史上単独1位となった。通算2000勝以上を挙げながらもワールドシリーズ制覇の経験がないダスティ・ベイカー監督は今季こそチャンピオン・リングに手が届くだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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