ヤンキースが意地の勝利で2勝2敗のタイに コール好投、ベイダー2ラン 決着は明日の第5戦へ

地区シリーズ第4戦【ヤンキース4-2ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド

 第3戦で逆転負けを喫して1勝2敗と追い込まれたヤンキースは、ガーディアンズ先発のカル・クアントリルの立ち上がりを攻め、2回までに3点を先制。4対2で敵地での第4戦を制し、地区シリーズの対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。ヤンキース先発のゲリット・コールは7回6安打2失点とエースの役割を果たし、勝利投手に。ヤンキース3番手のワンディ・ペラルタがセーブを挙げ、クアントリルは5回4安打3失点で敗戦投手となった。

 後がないヤンキースは、初回にグレイバー・トーレスのヒットと盗塁で一死2塁のチャンスを作り、アンソニー・リゾのタイムリーで先制。2回表にはハリソン・ベイダーが地区シリーズ3本目のアーチとなる2ランを放ち、リードを3点に広げた。3回裏にホセ・ラミレスのタイムリー、4回裏にジョシュ・ネイラーのソロ本塁打で1点ずつを返され、1点差に迫られたが、6回表にジャンカルロ・スタントンの犠飛で貴重な追加点をゲット。この2点のリードを投手陣が守り抜いた。

 絶対に負けられない一戦に先発したコールは、4回まで毎回先頭打者に出塁を許して2点を失ったものの、5回裏と6回裏はいずれも三者凡退。7回裏一死からアンドレス・ヒメネスにヒットを許し、ベイダーの失策で一死2塁のピンチとなったが、98マイルの豪速球でガブリエル・アリアスとウィル・ブレナンを連続三振に仕留め、7イニングを投げ抜いた。決着はヤンキー・スタジアムに移動して行われる明日の第5戦に持ち込まれ、勝者がリーグ優勝決定シリーズでアストロズと対戦する。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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