パドレスが4点ビハインドからの逆転勝利で1勝1敗のタイに持ち込む ノラ兄弟の直接対決も実現

リーグ優勝決定シリーズ第2戦【フィリーズ5-8パドレス】@ペトコ・パーク

 本拠地での初戦を落としたパドレスは、2回表に一挙4点を先制される苦しい展開となったが、直後の2回裏に2本のアーチで2点を返し、5回裏には5点を奪って逆転に成功。8対5でフィリーズを破り、リーグ優勝決定シリーズの対戦成績を1勝1敗のタイに持ち込んだ。パドレス先発のブレイク・スネルが5回5安打4失点で勝利投手となり、4番手のジョシュ・ヘイダーがセーブを記録。フィリーズ先発のアーロン・ノラは5回途中7安打6失点で敗戦投手となった。

 パドレス先発のスネルは、2回表に不運なヒットも重なり、まず3連打で先制を許し、一死後にマット・ビアーリング、エドムンド・ソーサの連続タイムリー、カイル・シュワーバーのファーストゴロでさらに3失点。一挙4点を先制された。

 しかし、パドレス打線は直後の2回裏にブランドン・ドルーリーとジョシュ・ベルの連続アーチで反撃。5回裏には弟アーロンとの直接対決となったオースティン・ノラがライトへのタイムリーで逆転劇の口火を切り、フアン・ソトの同点タイムリー二塁打、ドルーリーの勝ち越し2点タイムリー、ベルのタイムリーと5得点のビッグイニングで一気に試合をひっくり返した。

 7回裏には主砲マニー・マチャドがソロ本塁打を放ち、逆に4点をリードする展開に。8回表に3番手のロベルト・スアレスがリース・ホスキンスにソロ本塁打を浴びたものの、3点差の最終回は守護神ヘイダーが締めくくった。

 なお、今日の試合ではノラ兄弟の直接対決が実現(サードゴロとライト前タイムリー)。兄弟が投手と打者として対戦するのはポストシーズン史上初めてのことだった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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