アストロズが一発攻勢で先勝 バーランダーは六者連続三振を含む6回3安打11奪三振1失点の快投

リーグ優勝決定シリーズ第1戦【ヤンキース2-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

 6年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出となったアストロズは、先発のジャスティン・バーランダーが6回103球を投げて被安打3、奪三振11、与四球1、失点1の好投を披露。6回裏に2本のソロ本塁打で2点を勝ち越すなど、打線も3本塁打の一発攻勢で援護し、4対2で初戦を制した。バーランダーが勝利投手となり、4番手のライアン・プレスリーがセーブを記録。ヤンキース2番手のクラーク・シュミットが敗戦投手となった。

 ヤンキースがジェイムソン・タイオン、アストロズがバーランダーの先発で始まったリーグ優勝決定シリーズの初戦は、2回表にハリソン・ベイダーのソロ本塁打でヤンキースが先制。しかし、直後の2回裏にアストロズは9番マーティン・マルドナードのタイムリー二塁打で同点に追いついた。

 バーランダーが好投を続けるなか、6回裏にはヤンキース2番手のシュミットから6番ユリ・グリエルと8番チャス・マコーミックがソロ本塁打を放ち、2点を勝ち越し。7回裏には2番ジェレミー・ペーニャにも一発が飛び出し、ヤンキースの反撃を8回表のアンソニー・リゾのソロ本塁打による1点のみに抑え、4対2で逃げ切った。

 マリナーズとの地区シリーズ第1戦で4回10安打6失点と打ち込まれたバーランダーだったが、今日は素晴らしいピッチングを披露。3回表から5回表にかけてポストシーズンタイ記録となる六者連続三振を奪うなど、6回3安打1失点の快投を見せた。なお、今日の11奪三振を加えてポストシーズン通算219奪三振となり、ドジャースのクレイトン・カーショウ(213奪三振)を抜いて再びトップに浮上している。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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