レッドソックス 遊撃手補強の「ファーストチョイス」はボガーツとの再契約 ブルームCBOが明言

 ザンダー・ボガーツがオプトアウトの権利を行使してフリーエージェント(FA)となり、正遊撃手が不在となったレッドソックス。チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)を務めるハイム・ブルームは「彼が我々のファーストチョイスだ。それが変わることはない」と語り、空席となった遊撃のレギュラーポジションについて、ボガーツとの再契約を目指す方針を明言した。あと3年残っていた契約を破棄してFAになることを選択したボガーツ。レッドソックスはそのスター遊撃手を引き留めることができるだろうか。

 現在30歳のボガーツは、今季150試合に出場して打率.307、15本塁打、73打点、8盗塁、OPS.833をマーク。初めてオールスター・ゲームに選出された2016年以降、OPSが.800を下回ったのは2017年(.746)の1度だけであり、オールスター・ゲームに4度選出され、シルバースラッガー賞も4度受賞するなど、メジャーを代表する強打の遊撃手として安定した活躍を続けてきた。課題とされてきた守備面でも、今季はキャリアで初めてプラスの守備防御点(+4)を記録。OAAでも+5をマークしており、オプトアウト権行使という選択は当然の判断と言えるだろう。

 FAとなり、レッドソックスの一員ではなくなったボガーツだが、ブルームはそれが一時的なものであることを願っている。「ザンダーがいてくれることが当たり前だったから、オプトアウトしてしまったのは残念だ。彼にはこのチームにいてもらいたい」とブルーム。「彼はチームをよりよくしてくれるんだ。彼が獲得した権利なのだから、それを行使することを尊重する。我々は彼に戻ってきてほしいと思っているから、継続して交渉を行っていくよ」とボガーツの決断をリスペクトしつつも、再契約への強い意欲を示した。

 もしボガーツとの再契約交渉が不調に終わった場合、レッドソックスはカルロス・コレア、トレイ・ターナー、ダンズビー・スワンソンといった他の選択肢を検討することになる。場合によっては、トレバー・ストーリーを二塁から遊撃に戻し、二塁手の補強を検討する可能性もあるだろう。エンリケ・ヘルナンデスを中堅から二塁に移し、中堅手の獲得を目指すことになるかもしれない。

 しかし、あくまでもブルームのファーストチョイスはボガーツである。「我々の仕事は競争力のあるチームを作ることだ。だから、よりよいチームを作るためにあらゆる方法を模索する必要がある。でも、我々のファーストチョイスはボガーツなんだ」と語るブルームの思いはボガーツに届くだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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