カーショウはドジャースで現役続行へ 1年契約で合意間近との報道 通算200勝の大台まであと3勝

「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が関係者の話として伝えたところによると、ドジャースは自軍からフリーエージェント(FA)となった先発左腕クレイトン・カーショウと1年契約を結ぶことで合意間近となっているようだ。ドジャースは昨季に続いてカーショウに対してクオリファイング・オファーを提示しなかったが、ロックアウト明けの3月に再契約した昨オフとは対照的に、今オフは早々に再契約が決定的となった。通算200勝まであと3勝に迫る名左腕は、来季もドジャー・ブルーのユニフォームでプレーする。

 現在34歳のカーショウは、今季22試合に先発して126回1/3を投げ、12勝3敗、防御率2.28、137奪三振を記録。もはやフルシーズンの稼働は望めなくなっているものの、健康な状態でプレーできれば、投球内容は依然としてハイクオリティ。カーショウの離脱した穴を埋めることのできる選手層を誇るドジャースだからこそ、今のカーショウを活かすことができるとも言える。

 カーショウは15シーズンにわたるメジャー生活をドジャース一筋で過ごし、通算197勝87敗、防御率2.48、2807奪三振を記録。MVP1回、サイ・ヤング賞3回、オールスター・ゲーム選出9回、最優秀防御率5回、ワールドシリーズ制覇1回といった輝かしい実績を誇っており、すでに将来のアメリカ野球殿堂入りは有力だが、通算200勝を達成すれば、殿堂入りはさらに確実なものとなるだろう。通算3000奪三振にもあと193と迫っており、遅くとも2024年シーズンにはこちらのマイルストーンにも到達するはずだ。

 ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は、ラスベガスで行われたGM会議の場で「カーショウがドジャースのユニフォームを着ていると、世界中の物事がより正しく見える」と語るなど、カーショウとの再契約を最優先事項とする方針を明らかにしていた。クオリファイング・オファーを提示しなかったのは、昨オフと同様にカーショウとその家族に決断を急がせないためだと思われるが、オフシーズン開始早々に再契約合意間近との報道。カーショウの現役続行の意思はすでに固まっていたということだろう。

 正遊撃手トレイ・ターナー、キャリアハイの15勝を挙げたタイラー・アンダーソンなど複数の主力選手がFAとなっているドジャースだが、まずはレジェンド左腕との再契約に向けて大きく前進したようだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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