プラチナグラブ賞 アはヤンキース・トレビーノが初受賞、ナはアレナドが6年連続6度目の受賞

 日本時間11月12日、各リーグで最も守備の上手い選手に贈られるプラチナグラブ賞の受賞者が発表され、アメリカン・リーグはホセ・トレビーノ(ヤンキース)、ナショナル・リーグはノーラン・アレナド(カージナルス)が選ばれた。ヤンキースの選手がプラチナグラブ賞を受賞するのは今回が初めてであり、ア・リーグで捕手が受賞するのも初めて(プラチナグラブ賞の表彰は2011年にスタート)。一方、アレナドは6年連続の受賞となり、6度の受賞は史上最多である。

 トレビーノはヤンキース移籍1年目の今季、正捕手格として112試合(うちスタメン89試合)でマスクを被り、守備防御点21を記録。これはアドリー・ラッチマン(オリオールズ)の18、カル・ローリー(マリナーズ)の14を上回って捕手メジャートップだっただけでなく、全ポジションの全選手を含めてもキブライアン・ヘイズ(パイレーツ・三塁)の24、ブレンダン・ロジャース(ロッキーズ・二塁)の22に次ぐメジャー3位タイの好成績だった。ア・リーグに限れば、スティーブン・クワン(ガーディアンズ・左翼)と並んでトップの数字である。そんな活躍が評価され、今季はオールスター・ゲーム初選出。ゴールドグラブ賞とプラチナグラブ賞もダブルで初受賞となった。

 メジャーを代表する名手として知られるアレナドは、守備防御点19、OAA15を記録し、ゴールドグラブ賞を10年連続、プラチナグラブ賞を6年連続で受賞。守備指標ではヘイズをやや下回ったものの、球界最高の名手との評価は揺るがなかった。アレナドはプラチナグラブ賞をロッキーズの選手として4度(2017~20年)、カージナルスの選手として2度(2021~22年)受賞。カージナルスは今季限りで引退したヤディアー・モリーナも4度(2011~12年、2014~15年)受賞しており、プラチナグラブ賞の表彰が始まった2011年以降の12シーズンでのべ6人の受賞者を輩出していることになる。ナ・リーグは2013年にアンドレルトン・シモンズ、2016年にアンソニー・リゾが受賞しており、プラチナグラブ賞を受賞したのは12シーズンでわずか4人だけである。

 なお、プラチナグラブ賞の受賞者は、その年のゴールドグラブ賞の受賞者のなかからファン投票によって選出される。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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