エンゼルスが先発補強 ドジャースからFAの左腕アンダーソンと3年3900万ドルで合意との報道

 メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシ記者が関係者から得た情報によると、エンゼルスはドジャースからのクオリファイング・オファーを蹴った先発左腕タイラー・アンダーソンと契約合意に達したようだ。同サイトのマーク・フェインサンド記者は、契約条件について3年3900万ドルと報じている。ペリー・ミナシアンGMは先発投手を少なくとも1人獲得する方針であることを明らかにしていたが、早々に補強が実現。なお、エンゼルスはアンダーソン獲得により来年のドラフト2巡目の指名権を失った。

 来月33歳の誕生日を迎えるアンダーソンは、今季ドジャースで30試合(うち28先発)に登板して自己最多の178回2/3を投げ、15勝5敗、防御率2.57、138奪三振の好成績をマーク。開幕ローテーション争いに敗れてブルペンからのスタートとなったが、故障者の発生ですぐにローテ入りし、改良したチェンジアップを武器に好投。6月のエンゼルス戦ではノーヒッターに迫る快投も披露した。規定投球回到達はキャリア3度目だが、2ケタ勝利は初めて。好成績が認められ、オールスター・ゲームにも初選出された。

 エンゼルスの先発投手陣は今季メジャー6位の防御率3.67を記録しており、「最優先の補強ポイントではない」とする声もあったが、ミナシアンGMは6人制ローテを維持するために最低1人は先発投手を獲得する方針であることを明言。ドジャースからのクオリファイング・オファーを拒否したアンダーソンを獲得し、エースの大谷翔平以降は、アンダーソン、パトリック・サンドバル、ホセ・スアレス、リード・デトマーズと左腕4人が並ぶことになった。

 先発6番手は流動的だが、FAとなったマイケル・ロレンゼンが再契約で残留する可能性もあるとみられている。ほかにはハイメ・バリア、チェイス・シルセス、タッカー・デービッドソン、故障から戻ってくるグリフィン・キャニングとクリス・ロドリゲスあたりが候補となるだろう。アンダーソンが今季同様の活躍を見せ、若手左腕トリオが今季後半戦のような活躍を続けることができれば、エンゼルスの先発投手陣は大きくグレードアップしそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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