アンソニー・リゾがQO拒否もヤンキース残留へ 2年4000万ドル+球団オプション1年で再契約

 日本時間11月16日、ヤンキースは自軍からフリーエージェント(FA)となったアンソニー・リゾと再契約したことを発表した。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者によると、契約期間は2年で、年俸は2シーズンとも1700万ドル。さらに、2025年の契約は年俸1700万ドルの球団オプション(またはバイアウト600万ドル)となっており、リゾは最低でも2年4000万ドル、最大で3年5100万ドルを手にすることができる。アストロズへ流出させなかったという点でも大きな意味のある再契約となった。

 現在33歳のリゾは、今季ヤンキースで130試合に出場して打率.224、32本塁打、75打点、6盗塁、OPS.818を記録。右翼方向が狭く、左打者に有利なヤンキー・スタジアムの特性を生かし、本塁打数を5年ぶりに30本の大台に乗せた。FAとなったリゾに対し、今季王者アストロズからの関心が報じられていたが、ヤンキースは早々に再契約を結ぶことで同リーグのライバル球団への主力流出を阻止。ヤンキースの主力は右打者が多いだけに、打線のバランスを保つという意味でもリゾとの再契約は非常に大きい。

 先日、アーロン・ブーン監督は「彼は我々が求めていたものをすべて持ち合わせているんだ。素晴らしい人間であり、素晴らしいチームメイトであり、素晴らしいリーダーであり、フィールド上でもしっかり活躍してくれる」とリゾのことを絶賛していた。今季の「OPS+」の数値は、アーロン・ジャッジの211に次ぐチーム2位の131を記録しており、ヤンキースはチームで2番目の攻撃力を持つ打者をキープできたということになる。

 リゾの残留が決まったことにより、ヤンキースの来季の内野陣は一塁リゾ、二塁グレイバー・トーレス、三塁ジョシュ・ドナルドソン、遊撃アイザイア・カイナー=ファレファ、ユーティリティにDJ・ラメイヒューという今季同様の顔ぶれになる。ただし、トーレスやカイナー=ファレファにはトレード放出の噂もあり、オスワルド・カブレラ、オスワルド・ペラザ、アンソニー・ボルピーといった若手有望株の出場機会が増える可能性もありそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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