バーランダーとアルカンタラがともに満票でサイ・ヤング賞 大谷は4位、ダルビッシュは8位にランクイン

 日本時間11月17日、両リーグのサイ・ヤング賞の受賞者が発表され、アメリカン・リーグはジャスティン・バーランダー(アストロズ)、ナショナル・リーグはサンディ・アルカンタラ(マーリンズ)が選出された。バーランダーはキャリア3度目の受賞となり、これは史上11人目の快挙。前年を故障で全休した投手がサイ・ヤング賞を受賞するは史上初である。一方のアルカンタラは球団史上初のサイ・ヤング賞。なお、バーランダー、アルカンタラとも満票での選出となった。

 現在39歳のバーランダーは、今季アストロズで28試合に先発して175イニングを投げ、18勝4敗、防御率1.75、185奪三振の好成績をマーク。故障明けということを考慮して中5日以上での登板が多く、シーズン終盤に右ふくらはぎを痛めて故障者リスト入りしたため、登板数や投球イニング数は思うように伸びなかったが、安定感抜群のピッチングで最多勝と最優秀防御率の二冠に輝いた。39歳のトミー・ジョン手術明けの投手ということを考えると、驚異的な成績と言えるだろう。

 バーランダーは満票で210ポイントを獲得。2位のディラン・シース(ホワイトソックス)が97ポイント、3位のアレック・マノア(ブルージェイズ)が87ポイント、4位の大谷翔平(エンゼルス)が82ポイント、5位のフランバー・バルデス(アストロズ)が14ポイントという結果になった。

 現在27歳のアルカンタラは、今季マーリンズで32試合に先発して両リーグ最多の228回2/3を投げ、14勝9敗、防御率2.28、207奪三振をマーク。こちらも両リーグ最多となる6完投(うち1完封)を記録したが、これはどの球団よりも多い数字だった(マーリンズ以外ではレッドソックスの5完投が最多)。主要タイトルは獲得できなかったものの、質と量を両立した圧巻のパフォーマンスで「リーグ最高の投手」に選ばれた。

 アルカンタラは満票で210ポイントを獲得。2位のマックス・フリード(ブレーブス)が72ポイント、3位のフリオ・ウリアス(ドジャース)が66ポイント、4位のアーロン・ノラ(フィリーズ)が48ポイント、5位のザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス)が45ポイントで、ダルビッシュ有(パドレス)は7ポイントを獲得して8位だった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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