エンゼルスがツインズからウルシェラを獲得 複数ポジションを守らせながらレギュラー起用の方針

 日本時間11月19日、エンゼルスはツインズとのトレードでジオ・ウルシェラを獲得したことを発表した。ペリー・ミナシアンGMは、主に三塁と一塁、時には遊撃や二塁、外野も守らせながら、レギュラーとして起用する方針を明らかにしている。選手層の薄さが大きな弱点となっていたエンゼルスにとって、レギュラークラスの実力を持ち、複数のポジションを守れるウルシェラは補強ポイントに合致。なお、トレードの対価としてマイナー右腕のアレハンドロ・ヒダルゴをツインズへ放出している。

 現在31歳のウルシェラはコロンビア出身の内野手。今季はツインズで自己最多の144試合に出場し、打率.285、13本塁打、64打点、1盗塁、OPS.767とまずまずの成績を残した。ミナシアンGMは「これまでに何度も言ってきたが、選手層を厚くするために複数のポジションを守れる選手が必要だった。彼の本職は三塁だが、一塁も守れる。二塁や遊撃を守ることもできる。現在の内野手のグループに彼のような選手を加えることは、正しい動きだと思っているよ」とコメント。複数のポジションを兼任させながらレギュラーとしての出場機会を与える方針だ。

 エンゼルスは正一塁手ジャレッド・ウォルシュや正三塁手アンソニー・レンドンの欠場時、それに近い実力を持つ控え選手が不在だった。そのため、主力に故障者が出ると大幅に戦力ダウン。ウルシェラの獲得はその弱点をカバーするものになるだろう。レンドンの休養時や故障離脱時に三塁を守り、ウォルシュとのプラトーンで左腕との対戦時には一塁を守り、他の選手の休養のタイミングに合わせて遊撃や二塁、外野も守るという起用法が予想される。

 エンゼルスが放出したヒダルゴは、ベネズエラ出身の19歳の右腕。今季はマイナーA級で10試合に先発して39イニングを投げ、0勝3敗、防御率4.62、58奪三振という成績を残した。ミナシアンGMは「彼のような明るい未来が待つ選手を手放すのはタフなことだ。このトレードが両チームにとって上手くいくことを願っているよ」と語った。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

目次
閉じる