アスレチックスのビリー・ビーン上級副社長がビジネス部門へ異動 フォーストGMが編成のトップに

 日本時間11月19日、アスレチックスはビリー・ビーン野球部門上級副社長がマネージング・パートナー付のシニア・アドバイザーとなり、ジョン・フィッシャー・オーナーと緊密に連携しながら戦略的な意思決定に関わっていくことを発表した。これにより、ビーンはチーム編成の第一線から退くことになり、今後は自身の業務をこなしつつ、新たに編成部門のトップとなるデービッド・フォーストGMをサポートする役割を担うことになる。アスレチックスにとって、1つの時代が終わったと言えそうだ。

 ビーンはアスレチックスのGMを18年間務めたあと、2015年10月に野球部門上級副社長に昇進。「ベースボール・アメリカ」が選出する年間最優秀エグゼクティブに2度(2002年と2013年)、「スポーティング・ニュース」が選出する年間最優秀エグゼクティブにも2度(1999年と2012年)選出されるなど、球界を代表するエグゼクティブとして一時代を築いてきた。アスレチックスはビーンの指揮のもと、地区優勝7度、ワイルドカード4度という結果を残してきた。

 ビーン昇進時にGMとなったフォーストは、アスレチックスで24年目、GMとして8年目のシーズンを迎えることになる。アスレチックスには2000年に加わり、それ以降に11度のポストシーズン進出を経験。直近10年だけを見ても、ポストシーズンに6度進出している。GMに就任する前は、12年間にわたってGM補佐を務めていた。

 ビーンは「オークランドで過ごした33年間を大変誇りに思っているし、アスレチックスで新しい役割を担うことを楽しみにしている。アスレチックスで上手くいったことがあるとすれば、それは後継者の育成だ。デービッド以上の存在はいない。今後も彼の手助けをしていくのが楽しみだよ」とコメント。フィッシャーは「ビリーは常にアスレチックスの一員であり、今後もそうあり続けるだろう。彼は私にとって信頼できるアドバイザーであり、彼と緊密に連携しながら仕事をしていくのが楽しみだ」とビーンへの信頼を口にした。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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