今季王者アストロズが大型補強 2020年MVPアブレイユと3年契約へ グリエルとの再契約は消滅か

 メジャーリーグ公式サイトが関係者から得た情報によると、一塁手の補強を目指していた今季王者のアストロズは、ホワイトソックスからフリーエージェント(FA)となっていたホセ・アブレイユと3年契約を結ぶことで合意したようだ。1年あたり1950万ドル、総額5850万ドルの契約になる見込みであることが報じられている。アブレイユは2019年から2年連続で打点王に輝き、短縮シーズンの2020年にはMVPを受賞した球界有数の強打者。今季王者のアストロズにとって大きな補強となった。

 来年1月に36歳の誕生日を迎えるアブレイユは、今季157試合に出場して打率.304、40二塁打、15本塁打、75打点、OPS.824を記録。昨季から本塁打が半減したのが気になるところだが、2年ぶり4度目となる打率3割をマークし、リーグ5位にランクインした。メジャーではホワイトソックス一筋で9年間プレーし、デビューイヤーの2014年には打率.317、36本塁打、107打点、OPS.964の好成績で新人王を受賞。3度のシルバースラッガー賞を含め、毎年安定した活躍を続けてきた。

 アブレイユはシーズン終盤のインタビューで「今季はあまりホームランを打てなかった。オフシーズン中にパワーアップしてホームランを増やすことを目指したい」と話していた。シーズン30本塁打を5度記録した実績があり、ミニッツメイド・パークの左翼方向が狭く、右打者にとって本塁打が出やすい環境であることを考えると、アストロズ移籍を機に再び本塁打を量産する可能性は十分にありそうだ。また、アブレイユはリーダーシップなど人格面が高く評価されている選手でもある。

 アブレイユを獲得したことにより、アストロズがFAのユリ・グリエルと再契約を結ぶ可能性は限りなく低くなった。もしジャスティン・バーランダーとグリエルが他球団に移籍した場合、2017年のワールドシリーズ制覇を経験した選手はアレックス・ブレグマン、ホセ・アルトゥーベ、ランス・マカラーズJr.の3人だけということになる。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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