今季ブルペン崩壊のレッドソックス 救援右腕クリス・マーティンと2年1750万ドルで合意との報道

 レッドソックスのチーフ・ベースボール・オフィサーを務めるハイム・ブルームが今オフ初めての補強に動いた。メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシ記者によると、レッドソックスはドジャースからフリーエージェント(FA)となっていた36歳のベテラン救援右腕クリス・マーティンと2年1750万ドルで契約合意に至ったという。今季のレッドソックスは両リーグ26位の救援防御率4.59とブルペンが崩壊。67度のセーブ機会のうち成功したのは39度だけと勝ちパターンを確立できず、ブルペンが補強ポイントとなっていた。

 日本プロ野球でもプレー経験があるマーティンは、今季カブスで34試合、ドジャースで26試合、2球団合計で自己最多となる60試合に登板して56イニングを投げ、4勝1敗2セーブ、9ホールド、防御率3.05を記録。特にドジャース移籍後は防御率1.46と安定したピッチングを見せた。抜群の制球力も健在で、56イニングで74三振を奪ったのに対し、与えた四球は5つだけ。K/BB(奪三振と与四球の比率)は14.80という素晴らしい数字になっている。

 レッドソックスはまだ来季のクローザーが決まっていないが、通算9セーブという実績を考えると、マーティンがフルタイムのクローザーを務める可能性は低いとみられる。今後レッドソックスがクローザーの獲得に動く可能性もあるが、現時点ではマーティン、ジョン・シュライバー、マット・バーンズ、タナー・ハウクという4人の右腕が勝ち試合の終盤を担うことになりそうだ。

 今オフのレッドソックスはFAとなった正遊撃手ザンダー・ボガーツとの再契約を目指しているほか、今季途中に正捕手クリスチャン・バスケスを放出して手薄になった捕手、ネイサン・イバルディやマイケル・ワカがFAとなった先発投手などの補強が必要となっている。正三塁手ラファエル・デバースとの契約延長が難航していることに加え、ブルペンの補強もまだ十分とは言えず、今後の動きが注目される。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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