レンジャーズがCY賞2度の剛腕デグロムを獲得 5年1億8500万ドル+オプション1年の大型契約

 日本時間12月3日、レンジャーズはメッツからフリーエージェント(FA)となっていた先発右腕ジェイコブ・デグロムを獲得したことを発表した。ESPNのジェフ・パッサン記者によると、総額1億8500万ドルの5年契約で、条件付きの2028年のオプションが行使された場合、6年間の総額は2億2200万ドルになるという。また、全球団に対するトレード拒否権も盛り込まれているようだ。昨オフにマーカス・セミエンとコリー・シーガーを獲得し、今オフは絶対的エースの補強を目指していたレンジャーズが大型補強に成功した。

 現在34歳のデグロムは今季メッツで11試合に先発して64回1/3を投げ、5勝4敗、防御率3.08、102奪三振を記録。昨季も故障で15先発にとどまっており、2年連続で満足に稼働できないシーズンとなったが、2014年に新人王、2019年から2年連続でサイ・ヤング賞を受賞し、短縮シーズンの2020年にもサイ・ヤング賞投票で3位にランクインするなど、実績は文句なしだ。レンジャーズは多くの若手有望株を擁し、再建モードから勝負モードに切り替わりつつある段階。デグロムが健康にフル稼働できるなら、このうえなく大きな戦力となる。

 レンジャーズのクリス・ヤングGMは「ジェイコブ・デグロムがテキサス・レンジャーズの一員になることを選択してくれて、我々は興奮している。彼はメジャーを代表するピッチャーとして活躍してきた。支配的なパフォーマンスで、我々のローテーションのエースとなってくれるだろう」と喜びのコメント。「今オフの目標は先発ローテーションの強化だったが、最高のピッチャーの1人を獲得することができた。レイ・デービスを筆頭とするオーナーグループとともに、アーリントンの地に勝利の文化を築いていきたい」と満足げに話した。

 レンジャーズはアメリカン・リーグ西部地区に所属。今季王者のアストロズ、今季21年ぶりのポストシーズン進出を果たしたマリナーズ、大谷翔平とマイク・トラウトを擁するエンゼルスらも所属するこの地区は、レンジャーズの戦力アップによって、さらに注目を集めることになりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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