レイズが右腕ザック・エフリンと3年4000万ドルで合意との報道 総額では球団史上最大のFA契約

 今オフのレイズの補強ポイントは打線だったが、まずはすでに充実している投手陣の補強に動いた。メジャーリーグ公式サイトが関係者から得た情報によると、レイズはフィリーズからフリーエージェント(FA)となっていた右腕ザック・エフリンと3年4000万ドルで契約合意に至ったという。もしこの条件で契約が正式に成立すれば、球団創設の1997年オフにウィルソン・アルバレスと結んだ5年3500万ドルの契約を上回り、総額では球団史上最大のFA契約になる(年平均ではチャーリー・モートンの2年3000万ドルがトップ)。

 現在28歳のエフリンは今季フィリーズで20試合(うち13先発)に登板して75回2/3を投げ、3勝5敗1セーブ、2ホールド、防御率4.04、65奪三振を記録。ここ数年は不本意なシーズンが続いているが、2018年から2年連続で2ケタ勝利をマークした実績があり、短縮シーズンの2020年には規定投球回に1イニング足りなかったものの、自己ベストの防御率3.97を記録している。与四球率は昨季が1.36、今季も1.78と非常に安定しており、選手の育成や改造に定評のあるレイズがどのように変身させるか非常に興味深い。

 3年4000万ドルの内訳は、2023年と2024年が年俸1100万ドル、2025年が年俸1800万ドルと報じられている。今季は故障明けにブルペンに回って好投したが、この年俸から判断する限り、引き続き先発がメインになるだろう。タイラー・グラスノー、シェーン・マクラナハン、ドリュー・ラスムッセン、ジェフリー・スプリングスらとともに先発ローテーションの一角を担うことになりそうだ。

 レイズは上記のほかにも、ルイス・パティーニョ、ヨニー・チリノス、ジョシュ・フレミングといった先発候補を抱えており、有望株のタジ・ブラッドリーもメジャー昇格を控えている。打線のグレードアップは急務だが、来季も充実の投手陣がレイズの強みとなるのは間違いないだろう。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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