2021年球宴選出のレイノルズ パイレーツからのトレード移籍を要求 チームは放出の可能性を否定

 メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、2021年にオールスター・ゲーム初選出を果たしたブライアン・レイノルズ(パイレーツ)がチームに対してトレード移籍を要求しているようだ。この報道を受け、パイレーツは「残念だが、このトレード要求が今オフや将来の意思決定に与える影響はゼロだ。ブライアンはFAまであと3年残っており、チームの中心選手であり続ける。彼がパイレーツで素晴らしいシーズンを過ごしてくれるのを楽しみにしている」と放出の可能性を明確に否定した。

 メジャーリーグでは日本時間12月5日からウィンター・ミーティングがスタートする。パイレーツは放出の可能性を否定しているものの、以前からトレードの噂が絶えないレイノルズの動向は、今回のウィンター・ミーティングでも注目されるポイントの1つとなるだろう。

 現在27歳のレイノルズはメジャー4年目の今季、パイレーツで145試合に出場して打率.262、27本塁打、62打点、7盗塁、OPS.807を記録。キャリアハイを更新した部門もあったが、オールスター・ゲーム初選出を果たし、MVP投票で11位にランクインした2021年と比較すると、全体的な成績は悪化した。昨オフに「スーパー2」として年俸調停権を取得し、4月に2年1350万ドルの契約を結んでおり、来季の年俸は675万ドル。FAになるのは2025年シーズン終了後であり、パイレーツはレイノルズを少なくともあと3年保有できる。

 レイノルズは10月に今季のチームMVPに選出された際、「若手が次々に台頭し、チームの将来は明るいと思う。来年やその先が楽しみだし、今後強くなっていくチームの一員でありたい」と前向きなコメントを残していた。この2ヶ月ほどのあいだに考え方が変化したということになる。

 パイレーツは今後、若手の成長とともに、徐々に再建モードから勝負モードへと移行し、そのタイミングでレイノルズとの長期大型契約を結ぶことも視野に入れていたはず。現時点では放出の可能性を否定しているが、今後の動向には大きな注目が集まることになりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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