アスレチックスが昨季ゴールドグラブ賞の正捕手マーフィーを放出へ トレード成立間近との報道

 メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、アスレチックスは正捕手ショーン・マーフィーを放出するトレードが成立目前となっているようだ。当初は「ブレーブスが最有力候補」と報じられていたが、「獲得するのはブレーブスではない」という情報が出ており、2021年にゴールドグラブ賞を受賞した好捕手の行方が注目されている。なお、カージナルス、ガーディアンズ、レイズ、レッドソックスなどがマーフィーに興味を示しているとみられる。

 現在28歳のマーフィーはメジャー4年目の今季、アスレチックスで自己最多の148試合に出場して打率.250、18本塁打、66打点、1盗塁、OPS.758を記録。マイナー時代の2018年に有望株が集まるフューチャーズ・ゲームに選出され、短縮シーズンの2020年には「ベースボール・アメリカ」が選ぶ「新人ベストナイン」に選出。さらに、2021年にはゴールドグラブ賞を受賞した。攻守両面で高い実力を誇り、トレード市場で大きな注目を集めている。

 アスレチックスがマーフィーの放出に動いているのは、次代の正捕手として有望株シェイ・ランゲリアーズが順調に育っているからだ。現在25歳のランゲリアーズは今年フューチャーズ・ゲームのMVPを受賞し、8月にメジャーデビュー。40試合に出場して打率.218、6本塁打、22打点、OPS.691という成績を残した。傘下にもタイラー・ソダーストロム(2020年ドラフト1巡目)やダニエル・スーサック(2022年ドラフト1巡目)といった有望株捕手が控えており、あと3年保有できるマーフィーを放出することが確実視されている。

 正捕手の補強が最優先課題となっているのはカージナルスだ。今季限りで名捕手ヤディアー・モリーナが引退し、その後釜が不在。カージナルスが移籍市場で正捕手の補強に動くのは、1999年オフにマイク・マシーニーを獲得したとき以来、実に23年ぶりのことになる。大きな対価が必要とみられるマーフィーをトレードで獲得できるだけの有望株も揃っており、マーフィーが名捕手モリーナの後継者になる可能性もありそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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