デグロムが流出したメッツ 最優先の補強ターゲットはバーランダー ロドンや千賀にも興味を示す

 サイ・ヤング賞2度の絶対的エース、ジェイコブ・デグロムがレンジャーズへ流出したメッツは、デグロムに代わるエース級の投手を確保すべく、FAの先発投手市場で積極的に動いているようだ。カルロス・ロドンとすでに面会を済ませているほか、千賀滉大やアンドリュー・ヒーニーにも興味を示しているという。そんななかで、メッツにとって最優先の補強ターゲットとなっているのがジャスティン・バーランダーだ。3度目のサイ・ヤング賞を受賞したばかりのベテランがメッツの先発ローテーションに加わることになるのだろうか。

 来年2月に40歳の誕生日を迎えるバーランダーは、トミー・ジョン手術のリハビリのために昨季を全休。2020年も故障により1試合しか登板できなかったが、今季は28試合に先発して18勝4敗、防御率1.75という素晴らしい成績を残し、最多勝と最優秀防御率の二冠に輝いただけでなく、キャリア3度目のサイ・ヤング賞に満票で選出された。現在メッツに在籍しているマックス・シャーザーとはタイガース時代にダブルエースとして活躍していた時期があり、もしバーランダーがメッツ入団を選択すれば、かつてのコンビが復活することになる。

 バーランダーには再契約を目指すアストロズのほか、先発投手の補強が必要なドジャースなどが興味を示していることが報じられており、高いレベルでの争奪戦になることが予想されている。来季開幕時に40歳の投手に複数年契約を提示するのはリスクも大きいが、争奪戦を制するためには3年契約以上のオファーが必要になるだろう。移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は3年1億2000万ドルという大型契約を予想している。

 SNYのアンディ・マルティノ記者によると、メッツは数日前にジェイムソン・タイオンとの契約を一気にまとめようとしたものの、この試みは失敗に終わったという。デグロム、クリス・バシット、タイワン・ウォーカーと先発ローテーションから3人の投手が抜けたメッツは、狙い通りにバーランダーをチームに迎え入れることができるのだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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