ドジャースが強打者J・D・マルティネスに興味を示す 「右のDH」は補強ポイントに合致せず

 スポーツ・イラストレイテッドのパット・ラガーゾ記者によると、ドジャースはレッドソックスからフリーエージェント(FA)となっている強打者J・D・マルティネスに興味を示しているようだ。ラガーゾ記者は、現在ドジャースで打撃コーチを務めているロバート・バンスコヨックが過去にマルティネスの指導を行っていたことに言及。ただし、メジャーリーグ公式サイトは「右打ちのDHはドジャースの補強ポイントではない」とドジャースのマルティネス獲得が実現する可能性を疑問視している。

 現在35歳のマルティネスは、今季レッドソックスで139試合に出場して打率.274、16本塁打、62打点、OPS.789を記録。5月に打率.406、4本塁打、OPS1.071と爆発し、前半戦は打率3割をマークして自身5度目のオールスター・ゲームに選出されたが、6月以降は波に乗れないままシーズンが終わり、最終的には極めて平凡な成績に落ち着いた。とはいえ、43二塁打はキャリアハイの数字であり、来季のバウンスバック候補に挙げる声もある。

 今季のドジャースはDHを固定せずにシーズンを戦い、最多スタメン出場はジャスティン・ターナーの61試合だった。そのターナーはFAとなっており、フルタイムのDHを迎え入れるための枠は空いているとも言える。ドジャースは2023年シーズン終了後にFAとなる大谷翔平(エンゼルス)の獲得を狙っているとも言われており、マルティネスと1年契約を結んで大谷獲得までのつなぎ役にすることを考えているかもしれない。

 しかし、ドジャースにはDH候補の有望株がいる。今年8月にメジャーデビューしたばかりのミゲル・バルガスだ。現在23歳のバルガスは、今季マイナーAAA級で113試合に出場して打率.304、17本塁打、82打点、出塁率.404、OPS.915の好成績をマーク。メジャーでは18試合で打率.170、1本塁打、OPS.455に終わったが、来季は出場機会が増えることが予想されている。守備は得意ではないため、ポジションはDHが理想。マルティネスを獲得した場合、DHの枠が埋まり、バルガスの出場機会がブロックされてしまうが、ドジャースはそれでもマルティネス獲得に動くのだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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