パイレーツ・レイノルズのトレード獲得にヤンキース、ドジャースなど「多くのチーム」が興味か

 パイレーツが「フアン・ソトのトレードのような対価を求めている」ことが報じられているブライアン・レイノルズのトレードだが、獲得のハードルが非常に高いからといって、他球団からの関心は薄れていないようだ。「ジ・アスレチック」のジム・ボウデン記者によると、「多くのチーム」がレイノルズのトレード獲得に関心を示しており、同記者はレイノルズ獲得を狙う可能性のあるチームとしてヤンキース、ドジャース、マリナーズなどを挙げている。今オフ中にレイノルズのトレードは実現するのだろうか。

 ヤンキースは現在、若手のオスワルド・カブレラと7年契約の5年目を迎えたアーロン・ヒックスが正左翼手の座を争う状況。アンドリュー・ベニンテンディとの再契約も選択肢の1つだったが、ぜいたく税の最高税率を課されるラインである年俸総額2億9300万ドルに迫っており、ホワイトソックスが提示した5年7500万ドルに匹敵するオファーを出すことはできなかったようだ。ボウデン記者は「トレードでレイノルズ、FAでジュリクソン・プロファーの獲得を目指す可能性がある」と伝えているが、ぜいたく税の最高税率ラインを超えないためには現有戦力の整理も必要になるだろう。

 コディ・ベリンジャーが退団したドジャースもレイノルズ獲得を狙うチームの1つだが、トレバー・バウアーの出場停止処分が解除され、バウアーの年俸が加算されたことにより、年俸総額がぜいたく税ラインのギリギリのところに迫っている。来オフの大谷翔平獲得に向けてぜいたく税の税率リセットを目指すのであれば、今季はぜいたく税ラインを超えるわけにはいかない。ヤンキース同様、レイノルズ獲得のためには現有戦力の整理が必要だ。

 マリナーズは今オフ、トレードでテオスカー・ヘルナンデスとコルテン・ウォンを補強したが、まだ補強が完了していないことを示唆している。補強ポイントの1つが「打てる左翼手」であり、レイノルズは見事にフィットする。ただし、有望株が次々にメジャーへ昇格していることや、昨夏のルイス・カスティーヨのトレードで複数の有望株を放出したことにより、マイナーの有望株の層は薄くなっており、レイノルズ獲得のためにはメジャーの戦力となりつつある若手を放出することが必要になるかもしれない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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