ドジャースがバウアーのDFAを発表 「慎重に検討した結果、組織の一員とならないことを決定した」

 日本時間1月7日、ドジャースはDV規定違反による出場停止処分が明けたトレバー・バウアーをロースターの40人枠に復帰させるかどうかを判断する期限を迎えた。ドジャースは「DV規定違反に関する調査プロセスが完了し、慎重に検討した結果、彼が今後、我々の組織の一員とならないことを決定しました」とし、バウアーを40人枠に復帰させないことを発表。バウアーはドジャースからDFAとなり、今後はトレードやウエーバーでの移籍が決まらなければ、フリーエージェント(FA)となって自由に移籍先を探すことができる。

 バウアーはDV規定違反によるものでは史上最長となる194試合の出場停止処分を受けていた(当初の324試合から194試合に短縮された)。バウアーは出場停止処分によって2022年シーズンの144試合を欠場し、その前の有給休職期間も含めると、すでに194試合以上の欠場を強いられていたため、即時復帰が可能に(ただし、2023年シーズンの最初の50試合は無給扱いとなる)。ドジャースにはバウアーを復帰させるかどうかを判断する14日間の猶予が与えられ、球団内で検討が重ねられたが、最終的にはバウアーをDFAすることが決定された。

 ドジャースは今後7日以内にバウアーをトレードすることができるが、トレードが成立しなかった場合、バウアーはウエーバー公示されることになる。ウエーバーでも獲得希望球団が現れなければ、バウアーはFAとなる。「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「ドジャースはこの2週間、バウアーのトレードを模索していたが、興味を示す球団はなかった」と伝えており、バウアーはこのままFAになることが確実視されている。

 バウアーの今季の年俸は3200万ドルだが、50試合が無給扱いとなるため、その分を減額して約2250万ドルとなる。この金額はドジャースに負担義務があるため、バウアーがFAになったあとに契約する球団は、メジャー最低保証年俸(72万ドル)でバウアーを獲得できる。とはいえ、DV規定違反によってドジャースから追い出される形となったバウアーの獲得に乗り出す球団があるかどうかは現時点では不透明だ。ひょっとすると、バウアーはメジャーリーガーとしての最終登板をすでに終えてしまっているのかもしれない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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