マリナーズ フェリックス・ヘルナンデスが11人目の球団殿堂入り 昨年のイチローに次いで2年連続

 日本時間1月12日、マリナーズはフェリックス・ヘルナンデスが球団殿堂入りすることを発表した。マリナーズの球団殿堂入りを果たしているのはアルビン・デービス、デーブ・ニーハウス、ジェイ・ビューナー、エドガー・マルティネス、ランディ・ジョンソン、ダン・ウィルソン、ケン・グリフィーJr.、ルー・ピネラ、ジェイミー・モイヤー、イチローの10人。ヘルナンデスはマリナーズの球団殿堂の11人目のメンバーとなるが、現在36歳(セレモニー開催時点では37歳)のため、最年少での球団殿堂入りということになる。

 ヘルナンデスは2005年にメジャーデビューし、マリナーズのエースとして活躍。2019年シーズン終了後にFAとなり、2020年はブレーブスと契約したものの、新型コロナウイルスのパンデミックのなかで出場を辞退し、2021年はオリオールズと契約したが、シーズン開幕前に解雇されたため、結果的に15年間のメジャー生活をマリナーズ一筋で過ごすことになった。

 15年間で通算419試合(うち418先発)に登板して2729回2/3を投げ、10度の2ケタ勝利を含む169勝136敗、防御率3.42、2524奪三振を記録。最多勝1度、最優秀防御率2度、オールスター・ゲーム選出6度といった輝かしい実績を残し、2010年にはサイ・ヤング賞も受賞した。また、2012年8月15日(現地時間)のレイズ戦では現時点でメジャー最後の完全試合を達成。ヘルナンデスの球団殿堂入りセレモニーは8月12日(現地時間)のオリオールズ戦の試合前に行われるが、完全試合達成の記念日に近い日付が選ばれたようだ。

 マリナーズの球団殿堂入りを果たすためには、少なくとも5年間マリナーズでプレーし、引退から2年以上が経過していることが必要。また、フィールド上の活躍以外にも、フィールド外でもアメリカ北西部のコミュニティに好影響を与えていること、マリナーズやメジャーリーグのイメージアップに貢献していることなどが選考の際には考慮される。

 ジョン・スタントン会長は「キング」の愛称で親しまれたヘルナンデスの球団殿堂入りについて「ファンは2005年の初先発から2019年の最終登板まで、すべての試合でマリナーズのユニフォームを着たフェリックスに魅了されました。彼は2012年8月15日にマリナーズ史上唯一の完全試合を達成し、球団の歴史に名を刻みました。ファンはその日のことを決して忘れないでしょう」との声明を発表。「フェリックスは2010年のサイ・ヤング賞、2008年のメッツ戦での満塁本塁打など、通算418度の先発登板のなかで忘れられない思い出をたくさん残してくれました。完全試合達成から10年後の8月に球団殿堂入りすることは、マリナーズにおける彼の永久的な地位を象徴しています」と祝福した。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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