メッツが4人目の外野手を確保 トミー・ファムと1年600万ドルで合意 主に対左腕時に起用か

 左翼マーク・キャナ、中堅ブランドン・ニモ、右翼スターリング・マルテのレギュラー外野陣をサポートする4人目の外野手を探していたメッツは、レッドソックスからフリーエージェント(FA)となっていた34歳のベテラン、トミー・ファムと1年600万ドルで契約合意に至ったようだ。日本時間1月19日、メジャーリーグ公式サイトが関係者から得た情報として伝えた。アンドリュー・マカッチェンやアダム・デュバルにも興味を示していたメッツだが、最終的には通算114本塁打&97盗塁を記録しているファムの獲得で落ち着いた。

 ファムはカージナルス時代の2017年とレイズ時代の2019年に「20-20」(シーズン20本塁打&20盗塁)を達成するなど、パワーとスピードを兼ね備えた選手として活躍し、メジャー通算114本塁打&97盗塁を記録。通算100本塁打以上かつ95盗塁以上の現役選手はファムを含めて25人だけである。昨季はレッズとレッドソックスで合計144試合に出場し、打率.236、17本塁打、63打点、8盗塁、OPS.686と不本意な成績に終わったが、短縮シーズンの2020年を除いて5年連続となるシーズン15本塁打以上。4人目の外野手としては十分すぎるくらいの実力を持った選手である。

 ファムの特徴は左腕に強いことで、メジャー通算で右腕に対して打率.254、出塁率.340、OPS.767を記録している一方、左腕には打率.276、出塁率.392、OPS.843の好成績をマーク。不振だった昨季も左腕には打率.273、OPS.784をマークしていた(右腕には打率.224、OPS.653)。よって、メッツでも対左腕時に起用されることが多くなりそうだ。

 メッツは4人目の外野手を確保したことで、今オフの野手の補強をほぼ完了したとみられる。メジャーリーグ公式サイトでメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者は「もしスプリング・トレーニング開始までにさらなる動きがあるとすれば、ブルペンの補強になるだろう」と伝えている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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