ツインズが右腕パダックと3年契約 昨年5月に受けた2度目のトミー・ジョン手術から復活目指す

 日本時間1月19日、ツインズは先発右腕クリス・パダックとの契約を延長したことを発表した。契約期間は3年で、年俸は2023年が250万ドル、2024年が252万5000ドル、2025年が750万ドルであることが報じられている。また、2025年シーズンには投球イニング数に応じた出来高が設けられており、140イニングと150イニングに到達すると各50万ドル、160イニングと170イニングに到達すると各75万ドルを得られるという。なお、昨年5月にトミー・ジョン手術を受けており、今年8月ごろの戦列復帰を目指している。

 現在27歳のパダックは、かつてトップ・プロスペクトとして期待され、パドレスでメジャーデビューした2019年には26先発で140回2/3を投げ、9勝7敗、防御率3.33、153奪三振をマーク。しかし、短縮シーズンの2020年は防御率4.73、2021年は防御率5.07と年々成績が悪化し、開幕直前のトレードでツインズに移籍した昨季は右肘を痛め、わずか5先発で1勝2敗、防御率4.03に終わった。5月にトミー・ジョン手術(自身2度目)を受けたため、今季の大部分を欠場する見込み。現時点では8月ごろの戦列復帰を目指していることが報じられている。

 ツインズがパダックとの契約を延長したのは、今季終了後に前田健太、タイラー・マーリー、ソニー・グレイの3人がFAになるというチーム事情も関係している。パダックは順調にいけば2024年シーズン終了後FA予定だったが、今回の契約延長によって1年先延ばしに。他にはジョー・ライアン、ベイリー・オーバー、ジョシュ・ワインダーといったメジャー経験の少ない投手しかおらず、来季以降に備えて4シーズンのメジャー経験を持つパダックを確保しておきたい思惑があったのだろう。

 現時点ではグレイ、ライアン、マーリー、前田、オーバーの5人が開幕ローテーションを形成すると予想されているツインズだが、ワインダーら若手が控えているほか、複数年保有可能な先発投手の補強を目指していることが報じられており、シーズン開幕までのあいだにローテーションの顔ぶれが変わる可能性もありそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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