マリナーズが元球宴選手ラステラを獲得 ジャイアンツから解雇 負担するのは最低保証年俸のみ

 日本時間1月20日、マリナーズはエンゼルス時代の2019年にオールスター・ゲーム選出経験があるトミー・ラステラと1年契約を結んだことを発表した。ラステラはジャイアンツと3年1875万ドルの契約を結んでいたが、12月末にDFAとなり、今月上旬に解雇。よって、今季年俸1150万ドルの大部分はジャイアンツに負担義務があり、マリナーズが負担するのはメジャー最低保証年俸の72万ドルのみである。なお、ラステラの加入に伴い、左腕ジャスタス・シェフィールドがDFAとなっている。

 今月末に34歳の誕生日を迎えるラステラは、2019年の前半戦に打率.300、16本塁打、44打点、OPS.848の好成績を残し、オールスター・ゲーム初選出。故障で後半戦は2試合しか出場できなかったが、短縮シーズンの2020年もエンゼルスとアスレチックスの2球団合計で55試合に出場して打率.281、5本塁打、25打点、OPS.819と活躍し、ジャイアンツとの3年契約を得た。しかし、ジャイアンツ移籍後は2年連続で故障に悩まされ、2021年は76試合でOPS.713、昨季は60試合でOPS.632と低迷。戦力構想から外れ、契約を1年残して放出された。

 ラステラは本職の二塁のほか、三塁や一塁を守ることもできるが、昨季はDHとしての出場が大半で、守備に就いたのは三塁6試合、二塁3試合、一塁3試合だけだった。マリナーズは一塁タイ・フランス、二塁コルテン・ウォン、三塁エウヘニオ・スアレス、遊撃J・P・クロフォードで内野のレギュラーが固まっているため、ラステラはそのバックアップを務めることになるとみられる。左腕に強い右打者のAJ・ポロックとDHでプラトーン的に起用される可能性もありそうだ。

 今オフのマリナーズはトレードでウォン、テオスカー・ヘルナンデス、クーパー・ハメル、ジャスティン・トーパ、FAでラステラ、ポロック、トレバー・ゴットを獲得。派手さはないものの、着実に必要な戦力を揃えている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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