日本時間1月25日午前8時から殿堂入り投票の結果発表 ローレン、ヘルトン、ワグナーらに注目

 日本時間1月25日午前8時から「MLBネットワーク」にて2023年度アメリカ野球殿堂入り投票の結果発表が行われる。当選には得票率75%以上が必要だが、各記者が公表した投票内容を集計している米サイトによると、185人分の投票内容が明らかになった時点でトッド・ヘルトン(80.0%)とスコット・ローレン(79.5%)の2人が75%をクリア。ビリー・ワグナー(73.5%)も当選ラインに迫っている。時代委員会で選出されたフレッド・マグリフとともに殿堂入りセレモニーの舞台に立つ者は現れるだろうか。

 今回の殿堂入り投票には、前年に5%以上の得票率を記録した14人と今回から新たに有資格者となった14人の合計28人がノミネート。前年から引き続き投票対象となっている14人のうち、前年の得票率が最も高かったのがゴールドグラブ賞8度の名三塁手ローレン(63.2%)だ。ローレンは今回が6度目のチャレンジ。もし殿堂入りを果たせば、三塁手としては2018年のチッパー・ジョーンズ以来5年ぶり18人目となるが、実際の得票率は事前判明分よりも低くなる傾向があるため、現時点で79.5%のローレンが当選ラインの75%をクリアできるかは微妙なところだ。

 現時点での得票率はヘルトン(80.0%)、ローレン(79.5%)、ワグナー(73.5%)、アンドリュー・ジョーンズ(68.1%)、ゲーリー・シェフィールド(63.2%)と続き、6番目にカルロス・ベルトランが登場する。ベルトランは今回から新たに有資格者となった14人のなかで最も殿堂入りの可能性が高い候補者と目されており、実際に得票率は14人のなかでトップ。通算2725安打、435本塁打、1587打点、312盗塁と実績も十分だが、アストロズ時代の2017年に不正なサイン盗みに関与していたことが影響しているのか、現時点の得票率は55.7%にとどまっている。とはいえ、初年度に50%を超えていることを考えると、有資格期間10年のあいだに殿堂入りする可能性は高そうだ。

 候補者28人のなかで唯一、有資格最終年の10年目を迎えているのが通算351本塁打の強打の二塁手ジェフ・ケントだ。現時点での得票率はベルトランを下回る51.9%にとどまっており、殿堂入りできないまま有資格期間の10年を完走することになりそうだ。通算509本塁打のシェフィールドは今回が9度目のチャレンジ。ステロイド疑惑がつきまとう選手だが、現時点で得票率を63.2%まで伸ばしており、今回は難しくとも、ラストチャンスとなる次回で75%を超える可能性はあるかもしれない。

 もし記者投票で誰も選出されなければ、2021年以来2年ぶりとなる。過去78回の投票では、1945年、1950年、1958年、1960年、1965年、1971年、1996年、2013年、そして2021年と誰も選出されなかったケースが9度あった。日本時間7月24日にクーパーズタウンのクラーク・スポーツ・センターで行われる殿堂入りセレモニーでマグリフとともにスピーチを行う者は現れるのか。いよいよ明日、結果が発表される。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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