ゴールドグラブ賞8度の名三塁手ローレンが米野球殿堂入り! 得票率76.3%で当選ラインをクリア

 日本時間1月25日、アメリカ野球殿堂入りの記者投票の結果発表が行われ、ゴールドグラブ賞8度の名三塁手スコット・ローレンが得票率76.3%で当選ライン(75%)をクリアし、殿堂入りを決めた。ローレンは時代委員会によって選出されたフレッド・マグリフとともに、日本時間7月24日にニューヨーク州クーパーズタウンで行われる殿堂入りセレモニーで表彰される。一方、ロッキーズで活躍した強打者トッド・ヘルトンは72.2%で惜しくも当選ラインに届かず。殿堂入りは次回以降に持ち越しとなった。

 ローレンは史上18人目の殿堂入り三塁手となったが、守備位置別で見ると野手では最少人数である(指名打者を除く)。三塁手の殿堂入りは2018年のチッパー・ジョーンズ以来5年ぶり。直近40年間でデビューした三塁手ではジョーンズとローレンの2人だけである。

 フィリーズ、カージナルス、ブルージェイズ、レッズの4球団で合計17年間プレーしたローレンは、通算2038試合に出場して2077安打、打率.281、316本塁打、1287打点、118盗塁、OPS.855を記録。積算系の打撃スタッツには物足りなさが残るものの、史上屈指の三塁守備を誇り、ゴールドグラブ賞を8度受賞。データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出する総合指標WARでは70.1という好成績を残している。初年度の得票率は10.2%に過ぎなかったが、そこから17.2%→35.3%→52.9%→63.2%と毎年順調に得票率を伸ばし、6度目のチャレンジで殿堂入りを果たした。

 2023年度殿堂入り投票の結果は以下の通り。なお、有資格期間の10年を完走したジェフ・ケントと得票率5%未満の12人は次回以降の殿堂入り投票から除外される。

スコット・ローレン 得票率76.3%
トッド・ヘルトン 72.2%
ビリー・ワグナー 68.1%
アンドリュー・ジョーンズ 58.1%
ゲーリー・シェフィールド 55.0%
カルロス・ベルトラン 46.5%
×ジェフ・ケント 46.5%
アレックス・ロドリゲス 35.7%
マニー・ラミレス 33.2%
オマー・ビスケル 19.5%
アンディ・ペティット 17.0%
ボビー・アブレイユ 15.4%
ジミー・ロリンズ 12.9%
マーク・バーリー 10.8%
フランシスコ・ロドリゲス 10.8%
トリー・ハンター 6.9%
×ブロンソン・アローヨ 0.3%
×R・A・ディッキー 0.3%
×ジョン・ラッキー 0.3%
×マイク・ナポリ 0.3%
×ヒューストン・ストリート 0.3%
×マット・ケイン 0%
×ジャコビー・エルズバリー 0%
×アンドレ・イーシアー 0%
×J・J・ハーディ 0%
×ジョニー・ペラルタ 0%
×ジェレッド・ウィーバー 0%
×ジェイソン・ワース 0%

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

目次
閉じる