PFAがアジア人選手増加を画策 複数イギリス人選手が計画に賛同

 イングランド・プロフットボール選手協会(PFA)はアジア人登録枠の増加を検討しており、複数選手が計画に賛同している。

 今シーズンのイングランドサッカー界では15人のアジア人選手がプロ契約を結んでいる。しかし全選手の割合では0.3%に過ぎず、アジア人選手の不足は、「イングリッシュ・フットボールにおける最大の統計的異常」と非難されていた。PFAはアジア人選手増加の5年計画を立案しており、女子リーグを含めアジア人コーツの雇用やアカデミー契約促進を画策。アストン・ビラのニール・テイラーやストーク・シティのダニー・バスが支持を表明しており、PFAの教育アドバイザーを務めるリズ・レーマン氏は長期的な計画によるプロ定着を語った。

「今私たちが共に仕事している14歳の子供たちが、2年後には奨学金を受けられるようになってもらいたい。さらに2年後にはプロ契約を結んで欲しいを思う。私たちが望むのは、システムによりアジア人選手たちが着実に成長していく事。現在の人数はとても少ないんだ。今15人がプロ契約を結んでいるが、5年後に倍増することは現実的にないだろう。しかし10〜15年後にはアジア人選手がイギリスの人口動態を反映するようになって欲しい」。

photo – Chloe Knott / Danehouse

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