マリナーズ球団社長が物議を醸す発言を連発して炎上状態に

 マリナーズのケビン・メイサー球団社長が「Bellevue Breakfast Rotary Club」で語った内容がYouTubeで公開(すでに削除)され、物議を醸す発言の連発で炎上状態となっている。ツイッターでは「#FireKevinMather」のハッシュタグが広がっており、有望株のフリオ・ロドリゲスは絵文字付きで「モチベーション」とツイート。球団社長の発言は、順調に再建を進めているチームにネガティブな影響を与えそうだ。

 メイサーは「若い選手たちがメジャーでプレーする可能性はなかった。サービスタイムの時計をスタートさせたくなかったんだ」と語り、コロナ禍で行われた2020年シーズン中に有望株を昇格させるつもりがなかったことを明言。また、今季中のメジャー昇格が確実視されているジャレッド・ケレニックやローガン・ギルバートについて、フリーエージェントになるのを1年遅らせるために「開幕ロースターに入ることはない」と断言した。

 選手がフリーエージェントになるのを遅らせるためにデビューを遅らせるのは他球団でもよく使われている手法だが、普通は「もう少しマイナーでの実戦経験が必要だから」といった説明がなされる。今回のメイサーの発言はフロントオフィスがサービスタイムの調整のために意図的に選手のデビューを遅らせていることを裏付けるものとなり、今後の労使交渉に悪影響を与えることが懸念されている。

 そのほかにも、ルイス・トレンズ捕手の名前を「ルイス・トーレス」と呼び間違えたり、チーム生え抜きのカイル・シーガー三塁手について「給料をもらいすぎ」と語ったり、顰蹙を買うような発言を連発。さらには、ロドリゲスや岩隈久志が英語でコミュニケーションを取れないことにも言及し、岩隈の通訳に支払っているコストに対する不満も述べた。

 多くの若手有望株を擁し、近い将来に黄金期を迎えることを期待されているマリナーズだが、今回のメイサーの数々の発言は、順調なチーム再建に水を差すような形となってしまった。ファンからも多くの批判が集まっており、マリナーズはこの事態を収拾するために何らかの対応を迫られることになりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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