レッズがレイズから放出の救援右腕・ガルシアとメジャー契約
2020.12.24

レッズは日本時間12月24日、レイズからノンテンダーFAとなっていた救援右腕エドガー・ガルシアとメジャー契約を結んだことを発表した。地元紙「シンシナティ・インクワイアー」のボビー・ナイチンゲールによると、ガルシアがメジャーのロースター入りを果たした場合の年俸は60万ドル。また、レッズはウエーバーでレッドソックスから捕手のデイビー・グルーロンを獲得したことも発表しており、40人枠内の選手はこの2人を加えて34人となった。
レイズでは4試合に登板して1セーブ、2ホールドを記録したが、防御率10.80、奪三振率2.70、与四球率10.80と内容は芳しくなく、12月上旬にノンテンダーFAとなった。レッズはセットアッパーのアーチー・ブラッドリーをノンテンダーFAとし、ライセル・イグレシアスをエンゼルスへトレードしてブルペンの層が薄くなっているため、ガルシアにも十分に開幕ロースター入りのチャンスがある。
一方、現在24歳のグルーロンも同じく2019年にフィリーズでメジャーデビューし、この年はメジャーで4試合に出場。今季は8月末にDFAとなり、ウエーバーでレッドソックスへ移籍して1試合だけ出場した。2019年はマイナー最上位のAAA級で108試合に出場し、打率.283、21本塁打、77打点、OPS.851をマークしている。
レッズには正捕手のタッカー・バーンハートのほか、若手のタイラー・スティーブンソン、ユーティリティのカイル・ファーマーとすでに3人の捕手がおり、グルーロンは現時点ではマイナーのデプス要員に過ぎない。開幕ロースター入りのためには春季キャンプでの猛アピールが必要だ。
引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media