ヤンキースの先発5番手争い 最有力候補は昨季全休のヘルマン

 レギュラーシーズン開幕が2週間後に迫っているなか、ヤンキースでは開幕ロースター26人の枠をめぐって熾烈な競争が続いている。アーロン・ブーン監督は「投手13人・野手13人」のロースター構成で開幕を迎える方針を明言。これにより、開幕ロースター入りをめぐる争いは「先発ローテーションの最後の1枠(=先発5番手)」「ブルペンの最後の2枠」「控え野手の最後の2枠」という3つのポイントに注目が集まっている。

 先発5番手の候補となっているのはドミンゴ・ヘルマン、デイビー・ガルシア、マイケル・キング、ヨーリス・チャシーンの4人。このうち、現時点でフロントランナーと目されているのがDV規定違反による出場停止処分で昨季を全休したヘルマンだ。ブーンはヘルマンが本調子を取り戻すまでに少し時間がかかると考えていたようだが、ヘルマンはここまでオープン戦3試合に先発して9イニングを投げ、被安打5、奪三振13、与四球1、無失点とほぼ完璧なピッチングを披露。ゲリット・コール、コリー・クルーバー、ジェイムソン・タイオン、ジョーダン・モンゴメリーに次ぐ先発5番手の座を手中に収めつつある。

 今季は60試合制から162試合制に戻るシーズンのため、開幕ローテーションの5人で1年を通してローテを回せる可能性は低い。よって、例年より多くの先発投手が必要となり、ヤンキースは開幕ローテーションから漏れた投手をブルペンに配置転換するのではなく、マイナーに降格させて先発投手としての調整を続けさせたいと考えている。ガルシア(オープン戦8イニングで防御率2.25)、キング(同9イニングで防御率4.00)、チャシーン(同6.2イニングで防御率5.40)の3人はヘルマンとの競争に敗れた場合、マイナーで待機することになりそうだ。

 なお、ブルペンの最後の2枠はオープン戦で好投しているルーカス・リットキー、ニック・ネルソン、カイル・ベアクロー、ニック・グッディ、タイラー・ライオンズらが候補。一方、4枠のうちカイル・ヒガシオカとブレット・ガードナー以外の2枠が未定の控え野手は、ジェイ・ブルース、マイク・トークマン、デレク・ディートリック、マイク・フォード、サイロ・エストラーダ、タイラー・ウェイド、クリス・ギテンスらによる争いとなっている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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