ドラフト注目株の右腕・ライター 16Kでノーヒッター達成

 日本時間3月21日、バンダービルト大学の右腕、ジャック・ライターがサウスカロライナ大学を相手にノーヒッターを達成した。ライターは「MLB Pipeline」が公開している2021年ドラフト有望株ランキングで6位にランクインしている注目株。初回の先頭打者に四球を与えたものの、続く27人の打者から16個の三振を奪う圧倒的なピッチングで快挙を成し遂げた。今季は防御率0.24と凄まじいパフォーマンスを続けている。

 現在20歳のライターはバンダービルト大学の2年生。高校時代にもドラフト1位候補として注目されたが、バンダービルト大学への進学が確実となっていたため、ヤンキースからの20巡目指名にとどまった(入団拒否)。

 この日の試合では、初回の先頭打者に四球を与えたあと、空振り三振、センターフライ、空振り三振でイニングを終え、2回表は3者連続三振。その後も5回表(セカンドゴロ、見逃し三振、レフトフライ)と6回表(ピッチャーゴロ、センターフライ、サードライナー)を除いて毎回複数の三振を奪い、9回124球、奪三振16、与四球1という圧巻のピッチングでノーヒッターを達成。今季の成績は5先発で5勝0敗、防御率0.24となった。

 バンダービルト大学の投手によるノーヒッターは、2019年6月8日(現地時間)のデューク大学との試合でクマー・ロッカーが達成して以来。ロッカーはライターより1学年上の3年生であり、今季は5試合に先発して5勝0敗、防御率0.58を記録。「MLB Pipeline」の2021年ドラフト有望株ランキングでは堂々の1位にランクインしている。

 なお、ライターの父はメッツなどで19年間活躍し、メジャー通算162勝を挙げたアル・ライターである。1995年から2004年まで10年連続で2ケタ勝利をマークし、オールスター・ゲーム選出2度。ブルージェイズ時代の1993年とマーリンズ時代の1997年にはワールドシリーズ制覇も経験した。また、1996年5月11日(現地時間)にはマーリンズ史上初のノーヒッターを達成している。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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