レクラークも故障離脱 レンジャーズ救援陣が開幕前にピンチ

 レンジャーズのクリス・ヤングGMによると、クローザー候補だったホゼ・レクラークが右肘の故障でしばらくのあいだ、戦列を離れることになったようだ。肩の故障で昨季の大部分を欠場したレクラークは、スプリング・トレーニングで慎重に調整を進め、日本時間3月12日にオープン戦初登板。その後、同15日と19日にも登板したが、3度目の登板時に右肘の異変を感じたという。レンジャーズは救援陣に故障者が相次いでおり、開幕前にブルペン崩壊の危機を迎えている。

 ヤングは「去年の故障のことを考えて、今春はホゼに少しスローペースな調整を行わせていた。とても注意深く対応してきたし、すべてがスムーズに進んでいると思っていたんだけどね。ずっと肘には問題がなかったから、突然のことでみんなビックリしているよ」とコメント。2018年に12セーブ、2019年に自己最多の14セーブを挙げるなど、クローザーの最有力候補と目されていただけに、長期離脱となればレンジャーズにとって大きな痛手となる。

 レンジャーズは若きセットアッパーのジョナサン・ヘルナンデスも右肘の故障で長期離脱が濃厚となっており、シーズン開幕を前にセットアッパーとクローザーを失うことになってしまった。また、昨季15試合に登板して防御率1.84をマークしたブレット・マーティンと同12試合で防御率2.13のジョエリー・ロドリゲスも故障者リストで開幕を迎えることが確実となっている。マイナー契約の招待選手であるマット・ブッシュやイアン・ケネディがクローザー候補に挙がるほど台所事情は苦しい。

 こうした状況を受け、クリス・ウッドワード監督はクローザーを1人に固定せず、状況に応じて複数の投手を使い分けていくことを示唆。「開幕から1ヶ月くらい経ったころには信頼できるクローザーを決めたい。それまでは各選手のパフォーマンスを見ながら起用していくことになる」と語っている。オープン戦3試合で6イニングを投げ、防御率3.00、奪三振8、無四球と上々のピッチングを見せているヤン・ヒョンジョンにも開幕ロースター入りのチャンスがあるかもしれない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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