ブルージェイズ・スプリンガー 故障者リストでシーズン開幕か

 日本時間3月28日、ブルージェイズのチャーリー・モントーヨ監督はオープン戦で好調のジョナサン・デービスの開幕ロースター入りが決定したことを明らかにした。ブルージェイズにはレギュラー級の外野手がすでに4人いるため、デービスの開幕ロースター入りによりジョージ・スプリンガーの故障者リスト入りの可能性が浮上。6年1億5000万ドルの大型契約で加入したスプリンガーは左の脇腹を痛め、同22日のヤンキース戦を最後に欠場が続いている。

 ブルージェイズはまだスプリンガーの故障者リスト入りについて最終的な判断を下していないため、モントーヨは「デービスがオープン戦の好成績により開幕ロースター入りを勝ち取った」ことを強調。現在28歳のデービスはオープン戦17試合に出場して打率.294、1本塁打、4打点、3盗塁、OPS.841をマークしている。指揮官の主張もあながち間違いではないのかもしれない。

 しかし、今季のブルージェイズはルルデス・グリエルJr.、スプリンガー、テオスカー・ヘルナンデス、ランドール・グリチックとレギュラー級の外野手が4人もおり、昨季55試合に出場して打率.273、12本塁打、35打点、OPS.793をマークしたグリチックにレギュラーの座が保証されないほどの贅沢な布陣となっている。この4人のコンディションに問題がなければ、デービスを開幕ロースターに入れる必要はないのだ。

 そこで浮上するのが、左の脇腹を痛めているスプリンガーが日本時間4月2日のヤンキースとの開幕戦に間に合わないという可能性だ。モントーヨはスプリンガーが軽傷であることを強調し、ティー打撃を行っていることも明らかにしている。DHを含めて外野手4人が同時に出場する可能性もあるため、5人目の外野手としてデービスをロースター入りさせるのも決して不思議なことではない。

 新加入の守護神カービー・イエーツがトミー・ジョン手術で今季絶望となり、先発2~3番手に予定されていたロビー・レイとネイト・ピアソンが開幕に間に合わないなど、早くも誤算が続出しているブルージェイズ。今オフの補強の目玉だったスプリンガーの故障者リスト入りを回避することはできるだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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