ドジャースが優勝リング授与セレモニー イチローも映像で登場

 日本時間4月10日、ドジャースは本拠地開幕戦となるナショナルズ戦の試合開始前に、2020年ワールドシリーズ制覇の優勝リング授与セレモニーを開催した。ドジャースの選手たちは特別なユニフォームとキャップを着用し、アルファベット順にグラウンドへ登場。なかでも、エース左腕のクレイトン・カーショウにはひときわ大きな歓声が送られた。また、各選手の紹介映像にはイチローが登場し、エドウィン・リオスにメッセージを届けた。

 ドジャースの選手たちがグラウンドへ登場する際、各選手が憧れてきた選手からの祝福メッセージを収録した映像が流された。たとえば、ムーキー・ベッツはジミー・ロリンズ、コディ・ベリンジャーはチェイス・アトリー、フリオ・ウリアスはデービッド・オルティスといった具合だ。そして、リオスにメッセージを届けたのはイチロー。スペイン語のメッセージで「僕はワールドシリーズ制覇の経験がないから、あなたのリングを僕にください」とジョークを飛ばし、場内を沸かせた。

 また、ウォーカー・ビューラーの紹介映像を担当したブロンソン・アローヨは「Wonderwall」(Oasisの曲)を演奏。デーブ・ロバーツ監督は今年1月に亡くなったトミー・ラソーダ(1988年ドジャース世界一のときの監督)の娘であるローラ・ラソーダさんに紹介され、グラウンドに姿を見せた。グラウンドに登場した選手、コーチ、スタッフはアンドリュー・フリードマン編成本部長とスタン・カステン球団社長から優勝リングを受け取り、それぞれが嬉しそうな笑顔を見せていた。

 試合はドジャース先発のビューラーが6回無失点と好投し、6回裏にジャスティン・ターナーの2号ソロで奪った1点を守り抜いてドジャースが1対0で勝利。好投したビューラーが1勝目(0敗)、最後を締めくくったコリー・クネーベルが2セーブ目をマークし、決勝弾を浴びたルイス・アビランに1敗目(0勝)が記録された。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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