ナ軍・シュワーバーの移籍後初アーチは9回裏サヨナラ弾

【ダイヤモンドバックス0-1xナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

 ナショナルズは先発のマックス・シャーザーが7回2安打無失点という素晴らしいピッチングを見せたものの、打線がダイヤモンドバックス投手陣から得点を奪えず、0対0の同点のまま9回裏の攻撃を迎えた。ジョシュ・ベルが空振り三振に倒れたあと、カイル・シュワーバーが内角のシンカーを捉え、ライトスタンドに飛び込む1号ソロ。新加入の大砲が放った移籍後初アーチで劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 ダイヤモンドバックスがテイラー・ワイドナー、ナショナルズがシャーザーの先発で始まった一戦は、両先発の好投により白熱した投手戦となり、シャーザーは7回106球を投げて被安打2、奪三振10、与四球2、無失点の好投。対するワイドナーも負けじと6回4安打無失点の力投を見せた。両軍のリリーフ陣も得点を許さず、試合は両軍無得点のまま9回裏に突入。シュワーバーがダイヤモンドバックス3番手のアレックス・ヤングから1号ソロを放ち、熱戦に終止符が打たれた。

 チーム内のコロナクラスター発生の影響で出遅れたシュワーバーは、日本時間4月13日の復帰初戦から2試合連続マルチ安打の活躍を見せたものの、続く2試合は合計9打数0安打5三振と沈黙。この日も最初の3打席はノーヒットに抑えられていたが、最高のタイミングで移籍後初アーチが飛び出した。勝利投手にはなれなかったシャーザーだが、チームは勝利。7回2安打無失点の快投が無駄になることはなかった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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