大谷が史上初の珍記録 4回7奪三振6与四球で無失点

【レンジャーズ2-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

 今季2度目の先発登板に臨んだ大谷翔平(エンゼルス)には75球前後という球数制限が設けられていた。結果的には80球を投げて4イニングを無失点に抑えたが、ストライクは全投球の半分以下となる37球だけ。スプリッターを武器に被安打1、奪三振7とレンジャーズ打線をねじ伏せたものの、与四球6、与死球1で毎回のようにピンチを背負い、コマンドの面には大きな課題を残した。

 1回表の大谷は一死から3連続四球でいきなり満塁のピンチ。しかし、ニック・ソラックとウィリー・カルフーンをスプリッターで2者連続三振に仕留め、無失点で切り抜けた。2回表と3回表に奪った3つの三振もいずれもスプリッターを振らせたもの。4回表にホゼ・トレビーノから奪った空振り三振は97.5マイル(約156.9キロ)のフォーシームが決め球となったが、二死1・2塁となったあと、イサイアー・カイナーファレファを空振り三振に仕留めたのはまたしてもスプリッターだった。

 速球は最速97.7マイル(約157.2キロ)、平均95.6マイル(約153.9キロ)を計測。奪三振7の内訳はスプリッター6、速球1となった。ジョー・マドン監督は「とてもいい球を投げていたからたくさんの四球を乗り切ることができた。今後コマンドが安定していくにつれて長いイニングを投げられるようになるだろう」と大谷のピッチングを総括。大谷によると、思い通りに投げられたのはスプリッターだけだったようだが、そのスプリッターは改めて威力を証明した。

 エンゼルスは4回までに2点を先行し、その後もマイク・トラウトの5号ソロ、アルバート・プーホルスの2号ソロ、カート・スズキの1号2ランで得点を重ねて6対2で勝利。なお、4イニング以下で7個以上の三振を奪い、6個以上の四球を与えた投手が無失点で登板を終えるのはメジャー史上初の珍事だった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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