カブレラが通算安打数でルース超え 3000の大台まであと126

 日本時間5月8日、ミゲル・カブレラ(タイガース)はツインズ戦の2回裏にライトへのヒットを放ち、通算2873安打でベーブ・ルースと並ぶ歴代45位タイに浮上。4回裏にはセンターへのヒットを放ち、ルースを抜いて通算2874安打で単独で歴代45位となった。また、カブレラはこれまでに通算489本塁打を放っており、史上6人目となる「通算3000安打&500本塁打」まであと126安打&11本塁打に迫っている。

 現在38歳のカブレラがルースに並ぶまであと1本に迫ったのは日本時間4月28日のことだった。ところが、そこから27打数連続ノーヒットの大スランプに突入。19年間のメジャー生活で自己ワースト記録となった。その結果、打率はついに1割を下回り、日本時間5月8日の試合が始まる前の時点で.098という悲惨な数字に。しかし、久しぶりのヒットでルースに並び、2打席連続のヒットで一気にルース超えを果たした。

 通算安打数で歴代トップ50にランクインしている現役選手はカブレラとアルバート・プーホルスの2人だけ。エンゼルス退団が決定的となったプーホルスは歴代14位となる通算3253安打を記録している。カブレラが次に目指すのは歴代44位のメル・オット(2876安打)と歴代43位のオマー・ビスケル(2877安打)。3000安打を達成する過程でロジャース・ホーンスビー(2930安打)、バリー・ボンズ(2935安打)、フランク・ロビンソン(2943安打)といったレジェンドたちを超えていくことになる。

 今季がメジャー19年目のシーズンとなるカブレラは2012年の三冠王のほか、MVP受賞2度、オールスター・ゲーム選出11度、シルバースラッガー賞7度、首位打者4度など輝かしいキャリアを過ごしてきた。将来のアメリカ野球殿堂入りは確実視されており、今後は通算成績をどこまで伸ばせるかに注目が集まることになる。今季は開幕からなかなか調子が上がらないものの、タイガースとの契約は少なくとも2023年まで残っている。ここからの巻き返しを期待したい。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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