マリナーズの有望株・ケレニック 次のホームゲームから昇格

 日本時間5月11日、マリナーズの有望株外野手、ジャレッド・ケレニックが同14日から始まる本拠地T-モバイル・パークでのインディアンス4連戦でメジャー初昇格を果たす予定であることが明らかになった。まだ球団からの正式発表は行われていないものの、「ESPN」のジェフ・パッサンが第一報を伝えた。ケレニックは2018年ドラフト全体6位指名でメッツに入団し、同年12月の大型トレードでマリナーズに加入。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングでは全体4位にランクインしている。

 現在21歳のケレニックは今季、AAA級タコマで開幕を迎え、ここまで4試合に出場して打率.444(18打数8安打)、2本塁打、5打点、2盗塁、OPS1.278と素晴らしい活躍を見せている。今季はオープン戦でも10試合で打率.300、2本塁打、5打点、OPS1.140の好成績を残したが、テイラー・トラメルが19試合で打率.311、3本塁打、9打点、OPS1.037をマークして正左翼手の座を獲得。ケレニックは代替トレーニング地へ送られ、マイナーのキャンプに参加したあと、AAA級タコマで2021年シーズンをスタートすることになった。

 そのトラメルはここまで27試合に出場して4本塁打を放っているものの、打率.157、OPS.593、95打席で41三振(三振率43%)とメジャーレベルの投手に苦戦しており、ケレニックはトラメルに代わってメジャーへ昇格し、正左翼手として起用されるものとみられている。中堅には昨季の新人王、カイル・ルイスが日本時間4月21日に戦列復帰して5月は打率.355と調子を上げており、右翼は2019年6月以来の戦列復帰を果たしたミッチ・ハニガーがここまで8本塁打を放つ活躍。ケレニック、ルイス、ハニガーが形成する外野トリオはマリナーズの大きな武器となりそうだ。

 なお、シーズンはまだ120試合以上残っており、昇格後の活躍次第ではケレニックが新人王レースに加わってくる可能性も十分にある。トップ・プロスペクトとして期待されるケレニックの活躍に注目したい。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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