カブレラが2本塁打 通算491号は逆転グランドスラム

【タイガース7-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

 タイガースのミゲル・カブレラが2本塁打を含む5打数3安打5打点の活躍でチームを逆転勝利に導いた。2回表に通算490号となる3号先制ソロを放ったカブレラは、2点ビハインドで迎えた7回表二死満塁のチャンスでロイヤルズ3番手のグレッグ・ホランドから左中間への4号グランドスラム。この一打が通算491本目のアーチとなり、史上28人目の通算500本塁打達成まで残り9本とカウントダウンに突入した。

 カブレラのこの試合2本目のアーチは逆転満塁弾となり、カウフマン・スタジアムに集まったロイヤルズファンを静まり返らせた。グランドスラムは通算6本目であり、1試合3安打は今季初。試合前の時点で通算2884安打はザック・ウィートと並ぶ歴代41位タイの数字だったが、この試合の3安打を加えて通算2887安打で歴代単独41位に浮上した。打率は.204とようやく2割台、OPSは.617とこちらもようやく6割台に乗り、あと2本塁打で歴代28位タイのルー・ゲーリッグとフレッド・マグリフ(通算493本塁打)に並ぶ。

 一方、敗れたロイヤルズは3回裏にカルロス・サンタナの2点タイムリーで逆転に成功し、1点ビハインドで迎えた6回裏にライアン・オハーンの同点タイムリーとマイケル・A・テイラーの5号勝ち越し2ランで再びリードを奪っていたものの、ホランドがカブレラに痛恨の被弾。逆転を許したあとはタイガース救援陣の前に無安打に終わり、チャンスすら作ることができなかった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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