前田5回3失点で3勝目ならず ツインズはサヨナラ負け

【ツインズ3-5xインディアンス】(延長10回タイブレーク)@プログレッシブ・フィールド

 ツインズ先発の前田健太は初回にフランミル・レイエスの11号2ランで先制を許し、2回裏にもオースティン・ヘッジスのタイムリーで1点を失ったが、3回以降はノーヒット投球。ところが、股関節の張りを訴えて5回73球3失点で降板し、今季3勝目を手にすることはできなかった。ツインズは3点ビハインドから3対3の同点に追い付いたものの、10回裏に6番手のアレックス・コロメイがセザー・ヘルナンデスに5号2ランを浴びてサヨナラ負け。今季の延長戦は8戦全敗となった。

 前田によると、前回登板のアスレチックス戦から股関節には張りがあったという。「まだ100%じゃないなかでの登板だった。少しずつ球数を投げていくうちに張りを感じてきた」と前田。2回までに3点を失ったあと、3回以降は打者10人に対して与四球1つだけのノーヒット投球を続けていたが、5回73球でマウンドを降りることになった。

 ツインズは3点ビハインドの3回表にジョシュ・ドナルドソンの犠飛で反撃を開始。4回表にミゲル・サノーの8号ソロで1点差に迫り、6回表にはアレックス・キリロフのタイムリーで同点に追い付いたが、勝ち越した直後のチャンスを生かせず、7回以降はノーヒット。インディアンス先発のシェーン・ビーバーに8安打を浴びせ、6回途中でマウンドから引きずり降ろしたものの、それを勝利につなげることはできなかった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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