マーリーがシャーザーとの投げ合いを制す 秋山出番なし

【レッズ2-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

 レッズはナショナルズ先発のマックス・シャーザーから2本のソロアーチで2点を奪い、2対1で勝利。先発のタイラー・マーリーが6回途中3安打無失点の好投でシャーザーとの投げ合いを制した。シャーザーは7回107球を投げて被安打5、奪三振9、与四球1、失点2の好投を見せたものの、打線がレッズ投手陣にわずか4安打に封じられ、今季3敗目(4勝、防御率2.27)。レッズの秋山翔吾に出場機会はなかった。

 最初の2イニングは打者6人で4三振を喫し、パーフェクトに抑えられていたレッズだが、3回表先頭のカイル・ファーマーが初球のフォーシームを捉えてレフトへの3号先制ソロ。マーリーが好投を続けるなか、今度は6回表先頭のエウヘニオ・スアレスがライトへの10号ソロを放ち、リードを2点に広げた。シャーザーは「今日はソロ本塁打1本すら許すべきではなかったが2本も打たれてしまった。投げ負けたよ」と2本の被弾を悔やみつつ、マーリーの好投を称えた。

 ナショナルズはその後もチャンスを作れず、9回裏にジョシュ・ベルがレッズ3番手のアミーア・ギャレットから6号ソロを放って1点を返すのが精一杯。レッズは9回裏二死から4番手のルーカス・シムズを投入し、1点のリードを守り抜いた。マーリーは94球を投げて空振りを4つしか奪えなかったが、打たせて取るピッチングで今季3勝目(2敗)。「相手がスイングをして弱い打球が内野に飛べば、内野手がしっかり守ってくれる」と自身のピッチングを振り返った。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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