打者走者が本塁・一塁間に挟まれる 奇妙な珍プレー発生

【カブス5-3パイレーツ】@PNCパーク

 日本時間5月28日、ピッツバーグのPNCパークで行われた試合はカブスが5対3でパイレーツに勝利。4回表までに2本のアーチなどで4点を先行し、ソロ本塁打3本で1点差に迫られたものの、9回表に1点を追加して逃げ切った。この試合で最も注目されたのは3回表に発生した珍プレー。「魔法使い」の異名を持つハビアー・バイエズの「魔法」として報じられているが、6連敗となったパイレーツのあまりにもお粗末な守備から生まれたものだった。

 初回にクリス・ブライアントの11号ソロで先制したカブスは、3回表二死2塁の場面でバイエズがサードゴロを打った。三塁のエリック・ゴンザレスからの送球が少し逸れたものの、一塁のウィル・クレイグが一塁ベースを踏めばイニング終了だったのだが、クレイグはタッチをかわすために急停止して逆走したバイエズを追いかけ始めてしまった。

 バイエズは諦めることなく、本塁付近まで逆走。その隙をついて二塁走者のウィルソン・コントレラスが生還した。それを見たバイエズは、今度は一塁に向かって全力疾走。二塁のアダム・フレイジャーが慌てて一塁のカバーに入ったが、捕手のマイケル・ペレスからフレイジャーへの送球が逸れ、バイエズは二塁まで進んで次打者イアン・ハップのタイムリーで3点目のホームを踏んだ。

 カブスのデービッド・ロス監督は「彼にはひらめきというか、ベースボールIQというか、子供のようにプレーするところがある。多くの人々が彼に魅了される理由だと思う」とバイエズの好走塁(?)を称賛。パイレーツ先発のタイラー・アンダーソンは「フィールドにいる(クレイグ以外の)8人が一塁を踏めと叫ぶべきだった。これはチーム全体の問題だ」と悔やんだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

目次
閉じる