5月の各賞受賞者が決定 セミエン、タティスJr.らが選出

 日本時間6月3日、5月の各賞受賞者が発表された。月間最優秀選手はア・リーグがマーカス・セミエン(ブルージェイズ)、ナ・リーグがフェルナンド・タティスJr.(パドレス)、月間最優秀投手はリッチ・ヒル(レイズ)とケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)、月間最優秀新人はアドリス・ガルシア(レンジャーズ)とトレバー・ロジャース(マーリンズ)、月間最優秀救援投手はリアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)とライアン・テペラ(カブス)が選出されている。

 セミエンは28試合に出場して打率.368、8本塁打、22打点、2盗塁、OPS1.130を記録。打率、長打率(.702)、OPSはリーグ1位、出塁率(.429)はリーグ2位の好成績だった。月間最優秀選手に選ばれるのはキャリア初。ブルージェイズでは2015年8月のエドウィン・エンカーナシオン以来である。

 タティスJr.は故障離脱があったなかで20試合に出場して打率.353、9本塁打、26打点、8盗塁、OPS1.264の大活躍。盗塁と打点はリーグ1位、本塁打と得点(21)はリーグ2位だった。タティスJr.は昨年8月にも月間最優秀選手に選ばれており、キャリア2度目の受賞。パドレスからの選出もそれ以来となっている。

 ヒルは6試合に先発して34回2/3を投げ、3勝1敗、防御率0.78、36奪三振を記録。日本時間5月26日のロイヤルズ戦では自己最多の13奪三振をマークした。ヒルが月間最優秀投手に選ばれるのは2016年5月、2017年7月に続いてキャリア3度目。レイズからの選出は2019年4月のタイラー・グラスナウ以来である。また、41歳2ヶ月21日での選出は2009年4月のトレバー・ホフマン(41歳6ヶ月19日)以来、先発投手に限れば2004年4月のロジャー・クレメンス(41歳8ヶ月28日)以来の高齢記録となった。

 ゴーズマンは6試合に先発して37回を投げ、5勝0敗、防御率0.73、49奪三振という素晴らしい成績をマーク。日本時間5月15日のパイレーツ戦で自己最多となる12個の三振を奪った。月間最優秀投手に選ばれるのはキャリア初。ジャイアンツでは2014年8月のマディソン・バムガーナー以来である。

 ガルシアは28試合に出場して打率.312、11本塁打、27打点、5盗塁、OPS.981を記録。メジャー最多の11本塁打を放っただけでなく、守備でも再三の好守が光った。レンジャーズからの選出は2016年5月のノマー・マザーラ以来となっている。

 ロジャースは6試合に先発して34回2/3を投げ、3勝2敗、防御率2.34、38奪三振を記録。4月に続いて2ヶ月連続の受賞となった。月間最優秀新人の連続受賞は2019年6~8月に3ヶ月連続で受賞したヨルダン・アルバレス(アストロズ)以来である。

 ヘンドリックスは13試合に登板して11回2/3を投げ、0勝1敗8セーブ、防御率0.00、19奪三振を記録。8度のセーブ機会をすべて成功させ、防御率は4月末の4.35から2.05へ改善された。2019年6月、2020年8月に続いてキャリア3度目の選出であり、ホワイトソックスからの選出は初めてとなっている(表彰は2017年にスタート)。

 テペラは14試合に登板して14回2/3を投げ、0勝0敗1セーブ、防御率0.61、19奪三振を記録。相手打者を打率.063に抑え、四球を1つも与えない快投だった。テペラが月間最優秀救援投手に選ばれるのは初めて。カブスからの選出も初めてであり、同じ都市を本拠地とする2球団から受賞者が出たのは2019年7月(ヤンキースのトミー・ケインリー、メッツのセス・ルーゴ)以来2度目となった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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